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公開日: 04/01/2021

グループ効果を含めたペア比較の例

この例では、「Dogs.jmp」サンプルデータを使用して、「対応のあるペア」でグループを含めた分析と、「MANOVAのあてはめ」(「モデルのあてはめ」を使用)を用いる方法を紹介します。両者の検定結果は、同じです。

1. [ヘルプ]>[サンプルデータライブラリ]を選択し、「Dogs.jmp」を開きます。

2. [分析]>[発展的なモデル]>[対応のあるペア]を選択します。

3. 「Log(ヒスタミン0)」「Log(ヒスタミン1)」を選択し、[Y, 対応のある応答]をクリックします。

4. 「薬剤」を選択し、[X, グループ変数]をクリックします。

5. [OK]をクリックします。

図19.5の左側のレポートが表示されます。

次に、「モデルのあてはめ」で同じデータテーブルを使用してレポートを作成します。

1. [分析]>[モデルのあてはめ]を選択します。

2. 「Log(ヒスタミン0)」「Log(ヒスタミン1)」を選択し、[Y]をクリックします。

3. 「薬剤」を選択し、[追加]をクリックします。

4. 「手法」から「MANOVA」を選択します。

5. [実行]をクリックします。

6. 「応答の指定」レポートで、[応答の選択]メニューから[反復測定]を選択します。

7. [OK]をクリックします。

図19.5 「対応のあるペア」の「グループごと」レポートと「モデルのあてはめ」の反復測定データに対するMANOVAレポートの例 

「グループごと」レポートの「差の平均」の「F値」が、「個体内」レポートの「時間*薬剤」の「正確なF検定」の値に対応しています。「グループごと」レポートの「平均の平均」の「F値」が、「個体間」レポートの「薬剤」の「正確なF検定」の値に対応しています。

より詳細な情報が必要な場合や、質問があるときは、JMPユーザーコミュニティで答えを見つけましょう (community.jmp.com).