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公開日: 04/01/2021

[逆推定]オプションを使用した逆推定の例

応答の水準が2つのときは、[逆推定]オプションを選択すれば正確な逆推定が計算されます。低い方の応答カテゴリが生じる確率に対するX値と、そのX値の信頼区間が求められます。

[逆推定]オプションを使用するには、次の手順に従います。

1. [ヘルプ]>[サンプルデータライブラリ]を選択し、「Penicillin.jmp」を開きます。

2. [分析]>[二変量の関係]を選択します。

3. 「反応」を選択し、[Y, 目的変数]をクリックします。

4. 「Ln用量」を選択し、[X, 説明変数]をクリックします。

「度数」が自動的に[度数]に設定されます。これは、[度数]の役割が、あらかじめ「度数」列に割り当てられているためです。

5. [OK]をクリックします。

6. 「反応をLn用量によってロジスティックであてはめ」の赤い三角ボタンをクリックし、[逆推定]を選択します()。

7. 「信頼水準」の入力ボックスに「0.95」と入力します。

8. 「信頼水準」のドロップダウンリストから「両側」を選択します。

9. 対象となる応答確率を指定します。この例では、「0.5」と「0.9」を入力します。つまり、治癒率が0.5と0.9であるときの「Ln用量」の値を求めます。

10. [OK]をクリックします。

逆推定プロットが表示されます。

「逆推定」ウィンドウ 

Image shown here

逆推定プロットの例 

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Xの推定値と信頼区間がレポートと確率プロットに示されます。たとえば、治癒率が90%になるときの「Ln用量」の両側信頼区間は、-0.526から0.783までとなっています。

より詳細な情報が必要な場合や、質問があるときは、JMPユーザーコミュニティで答えを見つけましょう (community.jmp.com).