工場で、機会数を100万、不適合数を50としたときのシグマクオリティの水準を求めたいとします。「機会」(opportunity)とは、不適合数を数える際の単位です。1つの製品やシステムを「機会」とすることもありますが、1つの品目に複数の不適合があり得る場合は、それぞれの不適合を「機会」として数えます。
1. [実験計画(DOE)]>[計画の診断]>[標本サイズ/検出力]を選択します。
2. [シグマクオリティの水準]をクリックします。
3. 「不適合数」として「50」を入力します。
4. 「機会数」として「1000000」を入力します
5. [続行]をクリックします。
図17.15 [シグマクオリティの水準]
シグマクオリティの水準は、およそ5.4です。