外部データソースから、物理または論理通信リンクを介して別の機器に情報を送信することを、ライブデータフィードといいます。Windowsコンピュータのシリアルポートを介してJMPをライブデータフィード元に接続し、データストリームをリアルタイムで読み取ることができます。次の点を確認してください。
• データフィードは、標準の9ピンシリアルポートを介して行う必要があります。シリアルポートをシミュレートするドライバがなければ、USBポートを介してデータを読み取ることはできません。
• 接続機器の正確なボーレート、パリティ、ストップビット、データビットが必要です。
接続機器に関する数値を、Open Datafeed()コマンドの引数に指定します(以下のスクリプト例の4800、even、2、および7を置き換えてください)。次に、データフィード元の機器をコンピュータに接続し、スクリプトを実行します。
streamScript = Expr(
line = feed << Get Line;
Show( line );
len = Length( line );
Show( len );
If( Length( line ) >= 1,
Show( "Hi" );
Show( line );
field = Substr( line, 5, 8 );
Show( field );
x = Num( field );
Show( x );
If( !Is Missing( x ),
dt << Add Row( {:Column1 = x} );
Show( x );
);
);
);
feed = Open Datafeed(
Baud Rate( 4800 ),
parity( even ),
Stop bits( 2 ),
Data bits( 7 )
);
feed << Set Script( streamScript );
feed << Connect;
JMPと外部のデータフィード機器の通信設定を揃えるには、[ファイル]>[環境設定]>[通信]を選びます。お使いの外部機器の適切な設定については、機器のマニュアルを参照してください。