Windowsでは、作成したメニュー・メニュー項目・ボタンの表示順を変更できます。たとえば、[ファイル]>[新規作成]メニューの下の[データテーブル]コマンドの前に、作成したメニューを移動できます。
項目の「一般」プロパティの「ソース」を見ると、項目を移動できるかどうかがわかります。「ソース」が「カスタムアイテム」の項目は移動できます。「JMPビルトイン」の項目は移動できません。異なったカスタマイズセットで定義されている項目は、そのセット内に限り移動できます。カスタマイズセットの変更を参照してください。
注: [切り取り]と[貼り付け]は、項目を右クリックすると表示されるメニューで選べます。これらの処理は、キー操作でも行えます。切り取りは、Ctrlキーを押しながらXキーを押すか、Shiftキーを押しながらDeleteキーを押します。貼り付けは、Ctrlキーを押しながらVキーを押すか、Shiftキーを押しながらInsertキーを押します。
メニューやメニュー項目の表示順を変更するには
1. [表示]>[カスタマイズ]>[メニューとツールバー]を選びます。
左側に「メインメニュー」リストが表示されます。
2. 次の手順を行います。
– 移動する項目を選択します。なお、移動できる項目は、ユーザによって作成された項目のみです。
– 「ソース」が「カスタムアイテム」であることを確認します。
– 「ソース」が「すべてのユーザ」または「JMPアドイン」の場合は、該当するカスタマイズセットを選択し、「ソース」が「カスタムアイテム」になったか確認します。
3. 移動するメニューまたはメニュー項目を右クリックし、[切り取り]を選びます。
4. 切り取った項目を挿入する新しい位置を右クリックし、[貼り付け]を選びます。
次のいずれかの処理が行われます。
– 切り取った項目を挿入できる位置のリストが表示されます。このリストが表示されるのは、メニュー([ファイル]または[新規作成]など)を選択した場合、またはメニュー内の最初の項目([ファイル]>[新規作成]メニューの[データテーブル]など)を選択した場合です。
– 切り取ったメニュー項目が、選択したメニュー項目の下に表示されます。この場合は、ステップ6に進んでください。
5. 次のいずれかを行い、切り取った項目の位置を選択します。
– 選択した項目の前に貼り付けるには、[<選択した項目>の前に貼り付け]を選びます。
– 選択した項目の後に貼り付けるには、[<選択した項目>の後に貼り付け]を選びます。
– 選択した項目の中に貼り付けるには、[<選択した項目>内に貼り付け]を選びます(これは、選択されている項目がメニューの場合のみ表示されます)。
– 貼り付けをキャンセルするには、[キャンセル]を選びます。
項目が指定した位置に表示されます。
6. [保存]をクリックし、変更内容を保存します。
ボタンの表示順を変更するには
1. [表示]>[カスタマイズ]>[メニューとツールバー]を選びます。
左側にツールバーのリストが表示されます。
2. 次の手順を行います。
– 移動するボタンを選択します。なお、移動できるボタンは、ユーザによって作成されたボタンだけです。
– 「ソース」が「カスタムアイテム」であることを確認します。
– 「ソース」が「すべてのユーザ」または「JMPアドイン」の場合は、該当するカスタマイズセットを選択し、「ソース」が「カスタムアイテム」になったか確認します。
3. 移動するボタンを右クリックし、[切り取り]を選びます。
4. 切り取ったボタンの新しい位置を右クリックします。
次のいずれかの処理が行われます。
– 切り取ったボタンを挿入できる位置のリストが表示されます。このリストが表示されるのは、ツールバー上の最初のボタン([ファイル/編集]ツールバーの[データテーブルの新規作成]など)を選択した場合です。
– ボタンがツールバーの末尾に貼り付けられます。末尾に貼り付けられるのは、ツールバーの名前を選択した場合です。たとえば、[ファイル/編集]を選択して貼り付けると、最後のボタンである[スクリプトの実行]の後にボタンが挿入されます。この場合は、ステップ6に進んでください。
– 切り取ったボタンが、選択したボタンの後に表示されます。この場合は、ステップ6に進んでください。
5. 次のいずれかを行い、切り取ったボタンの位置を選択します。
– 選択したボタンの前に貼り付けるには、[<選択したボタン>の前に貼り付け]を選びます。
– 選択したボタンの後に貼り付けるには、[<選択したボタン>の後に貼り付け]を選びます。
6. [保存]をクリックし、変更内容を保存します。