[モデルの作成]ボタンをクリックすると、「モデルのあてはめ」の起動ウィンドウが開き、その起動ウィンドウで選択された効果が指定されます。一方、[モデルの実行]ボタンをクリックすると、最小2乗法によってすぐにモデルがあてはめられます。
1. [モデルの実行]をクリックします。
「予測値と実測値のプロット」には、あてはまりの悪さを示す証拠が見当たりません。「効果の要約」レポートを見ると、モデルからさらに効果を削除できる可能性が示唆されています。
図8.5 「予測値と実測値のプロット」と「効果の要約」レポート
2. 「効果の要約」レポートから「メタノール*エタノール」を選択し、[削除]をクリックします。
「メタノール*時間」のp値は、0.33750です。次はこれを削除します。
3. 「効果の要約」レポートから「メタノール*時間」を選択し、[削除]をクリックします。
「エタノール*エタノール」のp値は、0.15885です。次はこれを削除します。
4. 「効果の要約」レポートから「エタノール*エタノール」を選択し、[削除]をクリックします。
図8.6 最終モデルに含まれる効果の「効果の要約」レポート
その他の効果は有意です。結論として、「これらの効果が応答に影響している効果であろう」と言うことができます。