決定的スクリーニング計画(Definitive Screening Design; 以下、"DSD"とも略す)のデータを分析するには、「決定的スクリーニングのあてはめ」プラットフォームを使用します。このプラットフォームでは、「決定的スクリーニング計画の効果的モデル選択」(Effective Model Selection for DSDs)と呼ばれる分析方法が使われています。この分析方法は、DSDの特性を利用しています。
DSDで得られたデータに標準的なモデル選択法を適用すると、応答に影響している効果を見落とす恐れがあります。DSDの効果的モデル選択では、応答に影響している主効果や2次効果を特定するために、DSDの特性を利用しています。
図8.1 「決定的スクリーニングのあてはめ」の結果