「応答」アウトラインでは、応答を指定します。
図14.9 「応答」アウトライン
「応答」アウトラインには、次のような列があります。
応答名
応答の名前(デフォルトは「Y」)。名前を変更するには、ダブルクリックして新しい名前を入力します。
目標、下側限界、上側限界
「目標」によって、SN比(表14.1 )の望ましい形が決まります。[大きい方が良い](望大特性)、[目標値に合わせる](望目特性)、[小さい方が良い](望小特性)、[なし]のいずれかを選択します。計画を作成すると、選択した目標に従って、SN比の計算式がデータテーブルに保存されます。目標を変更するには、ダブルクリックして新しい目標を入力します。応答に限界がある場合は、上限と下限を指定します。
重要度
応答が複数ある場合は、指定した重要度の値を使って全体の満足度関数が計算されます。重要度は、応答の重みとして扱われます。タグチ配列では応答が1つしかないため、「重要度」の値はデフォルトで1に設定されます。「重要度」の値を設定する必要はありません。