JMPでは、表10.1に示す形式でデータテーブルを保存できます。
データテーブルの基本的な保存手順は次のとおりです。
• (Windows)[ファイル]>[書き出し]を選択して、データテーブルをさまざまな形式で保存できます。
• (macOS)JMPファイル(.jmp)として保存するには[ファイル]>[別名で保存]を選びます。テキスト(.dat)、Microsoft Excel(.xlsまたは.xlsx)、SAS移送ファイル(.xpt)、SASデータセット(.sas7bdat)、JSONの形式で保存するには[ファイル]>[書き出し]を選びます。
注: データテーブルをジャーナルとして保存するには、[編集]>[ジャーナル]を選んでから、[ファイル]>[名前を付けて保存](Macintoshの場合は、[ファイル]>[別名で保存])を選びます。
ファイルの種類 |
ファイルを使用できるOS |
---|---|
JMPデータテーブル(.jmp) |
すべて |
Excelブック(.xls、.xlsx) |
すべて |
テキスト書き出しファイル(.txt) |
すべて |
カンマ区切り形式ファイル(.csv) |
Windows |
タブ区切り形式ファイル(.tsv) |
Windows |
SASデータセット(.sas7bdat) |
すべて |
SASデータセット(拡張属性あり)(.sas7bxat) JMPでは、列プロパティおよびテーブルプロパティを、拡張属性としてSAS 9.4 .sas7bxatファイルに保存できます。[ファイル]>[書き出し]を選び、ファイルの種類に「SAS」を選びます。その後、[テーブルと列のプロパティをSAS 9.4拡張属性に保存]にチェックを付けます。ファイルには、.sas7bxatという拡張子が付きます。このオプションは、環境設定の「SASインテグレーション」にもあり、デフォルトではオフになっています。 |
Windows |
SAS移送ファイル(.xpt、.stx) |
すべて |
JSONデータファイル(.json) |
すべて |
対応するODBCドライバがある種類のファイルを保存することもできます。データベースへのデータテーブルの保存を参照してください。
注:
• データテーブル名の最大長は、使用しているコンピュータのオペレーティングシステムによって異なります。詳細については、オペレーティングシステムのマニュアルを参照してください。
• JMPでは、異常終了が検出された場合、可能な限り変更後のファイルが自動保存されます。