JMPでは、JMPデータテーブルのデータを、標準的なテキスト形式でも保存できます。データテーブルをテキストファイルとして保存するには、使用しているオペレーティングシステムとファイルの保存方法に応じて、下の手順を行います。
テキストの書き出しにおいては、次のようなオプション設定があります。
列名の書き出し
列見出しをテキストの最初の行に保存する場合、つまり、列名の情報をデータとともに保存する場合には、[列名の書き出し]を選びます。
すべての列名に引用符を追加する、すべての文字の値に引用符を追加する、すべての数値に引用符を追加する
必要でない場合にも引用符を追加するには、該当するオプションを選択します。CSVファイルを読み込むプログラムの中には、引用符がないとテキストが正しく表示されないものがあります。フィールド区切り文字(通常はカンマまたはタブ)、行区切り文字(通常はキャリッジリターン)、引用符などの特殊文字を含むフィールドには、常に引用符が追加されます。
フィールドの終わり
フィールド(またはセル)の終わりを示す文字を、ラジオボタンで選択します。該当する文字がリストに表示されていない場合は、[その他]を選択した後、下のボックスに文字を入力してください。
行の終わり
行の終わりを示す文字を、ラジオボタンで選択します。該当する文字がリストに表示されていない場合は、[その他]を選択した後、下のボックスに文字を入力してください。
注:
• テキストデータの読み込み中に二重引用符が検出された場合は、それに対応する閉じる二重引用符までが、1つの文字列として扱われます。二重引用符のあいだにあるスペースなどの区切り文字はすべて無視され、文字列の一部として扱われます。
• テキストデータを読み込む際、画像データを含む列にはデータタイプとして「式」が割り当てられます。
• Windowsでは、データテーブルをテキストファイルとして保存し、その後データテーブルに変更を加えると、保存されているテキストファイルが更新されます。データテーブルをテキストファイルとして保存した後は、そのデータテーブルを保存して閉じ、開き直さない限り、変更はデータテーブルではなく、テキストファイルに自動的に保存されます。
1. [ファイル]>[書き出し]を選択します。
2. [テキスト]を選択し、[次へ]をクリックします。
3. 「ファイル名」ボックスにファイル名を入力します。
4. [オプション]ボタンをクリックして、行の終わりおよびフィールドの終わりの文字を指定し、列見出しをテキストとして書き出すかどうかを選択します。
5. [OK]をクリックします。
6. (オプション)保存後、ファイルがデフォルトのテキストエディタで開かれないようにするには、[保存した後にファイルを開く]の選択を解除します。
7. [保存]をクリックします。
計算式、フォーマット情報、その他のメタデータが失われる場合があるという警告メッセージが表示されます。
8. [はい]をクリックします。
1. [ファイル]>[書き出し]を選びます。
2. [テキスト]を選択し、[次へ]をクリックします。
3. 「名前」ボックスにファイル名を入力します。
4. 行の終わりおよびフィールドの終わりの文字を指定し、列見出しをテキストとして書き出すかどうかを選択します。
5. (オプション)保存後、ファイルがデフォルトのテキストエディタで開かれないようにするには、[保存した後にファイルを開く]の選択を解除します。
6. [書き出し]をクリックします。