「分布」を[ノンパラメトリック]または[推定]に設定した場合、指定されたデータのノンパラメトリックな経験的分布が使われます。データは手動で入力することも、データを含んだファイルを読み込むこともできます。そのデータを使って、故障分布が近似されます。
[ノンパラメトリック]または[推定]を選択した後、「データ」の横のアイコンをクリックします。「データの指定」ウィンドウが表示されるので、ここで、データを入力するか、データファイルを読み込みます。読み込んだデータまたは入力したデータは、その部品の故障分布を求めるのに使用されます。
図12.8 「データの指定」ウィンドウ
ファイルからデータを読み込むには、次の手順を行います。
1. アイコンをクリックする前に、読み込むデータのあるJMPデータテーブルを開きます。
2. 「データ」の横のアイコンをクリックします。
3. 次に、「データの指定」ウィンドウで、[読み込み]をクリックします。
「データテーブルの選択」ウィンドウが表示されます。
4. データテーブルのリストから、データテーブルを選択します。
5. [OK]をクリックします。
6. データグリッドの下のパネルで、[イベントまでの時間]に列を指定します。
7. 必要に応じて、[打ち切り]と[度数]に列を指定します。
8. 「データの指定」ウィンドウで、[OK]をクリックします。
データを手動で入力するには、次の手順を行います。
1. 「イベントまでの時間」に使用する列を作成します。
2. 必要に応じて、「打ち切り」と「度数」の列を作成します。
3. 作成した列にデータを入力します。
4. データグリッドの下のパネルで、[イベントまでの時間]に列を指定し、必要に応じて、[打ち切り]と[度数]にも列を指定します。前述のステップ5およびステップ6を参照してください。
5. 「データの指定」ウィンドウで、[OK]をクリックします。