「偶数次効果の推定値」レポートには、応答に影響していると判定された2次効果(有効であると判定された2次効果)が表示されます。有効な2次効果を選択するにあたって、特定の基準を満たすまで、変数の選択処理が繰り返されます。この方法(変数増加法)については、ステージ2の手法を参照してください。なお、ブロック効果が計画に含まれている場合は、そのブロック効果は有意であるかどうかに関わらず表示されます。
図8.9 ステージ2のレポート
項
ブロック因子と、応答に影響していると判定された2次効果(有効であると判定された2次効果)。
推定値
2次効果に対する係数(パラメータ推定値)。これらの推定値は、Y2ndから計算されます。応答の分解を参照してください。
標準誤差
推定値の標準誤差。ステージ2のRMSEを使用して計算されます。
t値
推定値を標準誤差で割った値。
p値(Prob>|t|)
誤差の自由度(DF)とt値を使って計算されるp値。
RMSE
ステージ2の分析で得られた、平均平方誤差の平方根(Root of Mean Square Error)。このRMSEは、有効な2次効果を説明変数としたモデルに基づき、Y2ndから推定されます。応答の分解を参照してください。
自由度
RMSEを計算するのに使われた誤差の自由度。