公開日: 04/01/2021

ステージ2 - 偶数次効果の推定値

「偶数次効果の推定値」レポートには、応答に影響していると判定された2次効果(有効であると判定された2次効果)が表示されます。有効な2次効果を選択するにあたって、特定の基準を満たすまで、変数の選択処理が繰り返されます。この方法(変数増加法)については、ステージ2の手法を参照してください。なお、ブロック効果が計画に含まれている場合は、そのブロック効果は有意であるかどうかに関わらず表示されます。

図8.9 ステージ2のレポート 

Image shown here

ブロック因子と、応答に影響していると判定された2次効果(有効であると判定された2次効果)。

推定値

2次効果に対する係数(パラメータ推定値)。これらの推定値は、Y2ndから計算されます。応答の分解を参照してください。

標準誤差

推定値の標準誤差。ステージ2のRMSEを使用して計算されます。

t値

推定値を標準誤差で割った値。

p値(Prob>|t|)

誤差の自由度(DF)とt値を使って計算されるp値。

RMSE

ステージ2の分析で得られた、平均平方誤差の平方根(Root of Mean Square Error)。このRMSEは、有効な2次効果を説明変数としたモデルに基づき、Y2ndから推定されます。応答の分解を参照してください。

自由度

RMSEを計算するのに使われた誤差の自由度。

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