2つ目のパネルを使って、試験で用いたストレスのパターンを指定します。
「ステップストレス」パターンは、ある特定の時点でストレスの水準が変化するパターンです。なお、データテーブルにおいて、各ステップの期間と、その期間で与えたストレスの大きさは、時間の昇順で保存しておく必要があります。
[ステップストレス]タブの「ストレスパターン」パネルには、次のようなオプションがあります。
ストレスの期間
どれぐらい継続して定義されている大きさのストレスが与えられたか、その期間を含む列を指定します。
ストレス
与えたストレスの大きさを含む列を指定します。
パターンID
ストレスのパターンを識別するための一意のIDを含む列。この列は、「ストレスパターン」のデータテーブルと、「イベントまでの時間」のデータテーブルを対応させるために使用されます。
パターンの延長
定義されたストレスパターンの最終時点を過ぎてから発生する故障をどのように扱うかを指定します。このパネルには次のようなオプションがあります。
終了する
定義されたストレスパターンの最終時点を過ぎてから故障したデータがある場合、エラーとなり、分析が行われません。
延長する
定義されたストレスパターンの最終時点を過ぎてから発生する故障は、最後の期間におけるストレス水準と同じ大きさのストレスが与えられたと仮定されます。
反復する
定義されたストレスパターンの最終時点を過ぎてから発生する故障に対して、ストレスパターンが反復されます。たとえば、ストレスパターンの最終時点から10 時間が過ぎて故障が生じているとします。その故障に対しては、試験開始から10時間後におけるストレスと同じ大きさのストレスが与えられた、と仮定します。
注: ステップストレスパターンの「パターンの延長」のデフォルト設定は[終了する]です。
「ランプストレス」パターンは、時間の線形関数としてストレスを定義します。各パターンは切片(時間が0のときのストレス水準)と傾き(時間が1単位だけ増加したときのストレス水準の増加分)によって定義されます。各パターンを、「ストレスパターン」のデータテーブルの1行、1行に定義してください。
切片
各パターンの切片を含む列を指定します。
傾き
各パターンの傾きを含む列を指定します。
パターンID
ストレスのパターンを識別するための一意のIDを含む列。この列は、「ストレスパターン」のデータテーブルと、「イベントまでの時間」のデータテーブルを対応させるために使用されます。
「正弦ストレス」パターンは、ストレスを周期関数として定義します。このパターンは、水準・振幅・周期・フェーズによって定義されます。各パターンを、「ストレスパターン」のデータテーブルの1行、1行に定義してください。「正弦ストレス」パターンの定義は次のとおりです。
S(t) = 水準 + 振幅 × sin(フェーズ + (2×π×t) / 周期)
水準
各パターンの水準を含む列を指定します。
振幅
各パターンの振幅を含む列を指定します。
周期
各パターンの周期を含む列を指定します。
フェーズ
各パターンのフェーズを含む列を指定します。
パターンID
ストレスのパターンを識別するための一意のIDを含む列。この列は、「ストレスパターン」のデータテーブルと、「イベントまでの時間」のデータテーブルを対応させるために使用されます。
「区分ランプストレス」パターンは、区分線形関数によってストレスを定義します。各区間でのストレスの線分は、連続していても、非連続であっても構いません。また、ストレスの線分は、傾きがゼロであっても構いません(傾きがゼロの場合は、ステップストレスを表します)。線分は、「ストレスパターン」のデータテーブルにおいて、期間、および、ストレスの大きさの始点と終点によって定義されます。
ストレスの期間
どれぐらい継続して定義されている大きさのストレスが与えられたか、その期間を含む列を指定します。
ストレスランプ
該当の期間における始点と終点のストレス水準を含む2 つの列を指定します。
パターンID
ストレスのパターンを識別するための一意のIDを含む列。この列は、「ストレスパターン」のデータテーブルと、「イベントまでの時間」のデータテーブルを対応させるために使用されます。
パターンの延長
定義されたストレスパターンの最終時点を過ぎてから発生する故障をどのように扱うかを指定します。このパネルには次のようなオプションがあります。
終了する
定義されたストレスパターンの最終時点を過ぎてから故障したデータがある場合、エラーとなり、分析が行われません。
延長する
定義されたストレスパターンの最終時点を過ぎてから発生する故障は、最後の期間におけるストレス水準と同じ大きさのストレスが与えられたと仮定されます。
反復する
定義されたストレスパターンの最終時点を過ぎてから発生する故障に対して、ストレスパターンが反復されます。たとえば、ストレスパターンの最終時点から10 時間が過ぎて故障が生じているとします。その故障に対しては、試験開始から10時間後におけるストレスと同じ大きさのストレスが与えられた、と仮定します。
注: 区分ランプストレスパターンの「パターンの延長」のデフォルト設定は[終了する]です。