「累積損傷」プラットフォームでは、ステップストレス試験(負荷を段階的に変化させる試験)などの、ストレスの大きさを時間とともに変化させる加速寿命試験を分析します。試験で与えるストレスには、荷重・温度・圧力などがあります。多くのストレス試験では、複数のユニットを試します。各ユニットに対して、ある水準のストレスから試験を始めて、試験を進めていく過程で、そのストレスの大きさを変化させます。分析対象となる応答は、故障時間(特定のイベントが生じるまでの時間)です。「累積損傷」プラットフォームでは、故障イベントをプロットしたり、複数の確率分布をあてはめたりできます。
図5.1 累積損傷レポートの例