データテーブルは決まった数の行と列を持ちますが、スプレッドシートは、セルがベースとなります。スプレッドシートでは、データや見出し、計算式をどのセルにでも入れられます。データテーブルでは、分析やグラフの作成のためにデータが構成されます。
列見出し
列名は列見出しのことを指します。
列
列は、データを含み、1つのデータタイプが割り当てられます。通常、列は数値または文字の値を持ちます。文字と数値データの両方が列に含まれている場合、列全体のデータタイプは文字になり、数値も文字データとして扱われます。JMPには、イメージなどを扱うための特殊な列タイプも用意されています。列の尺度によって、分析のオプションや出力が決まります。データタイプの詳細については、尺度の理解を参照してください。
行
行はオブザベーションを含みます。行にオブザベーションがない場合、セルは空白のままになります。JMPでは、数値の欠測値はピリオド、文字の欠測値は空白で表されます。
JMPデータテーブルの詳細については、データテーブルの理解を参照してください。JMPの列プロパティの詳細については、『『JMPの使用法』』の列プロパティを参照してください。
複数のJMPデータテーブルをExcelのワークブックのような形式にまとめることはできません。JMPデータテーブルは、それぞれが個別のファイルであり、個別のウィンドウに表示されます。複数のデータテーブルを1つにまとめる方法については、『『JMPの使用法』』のデータの再構成を参照してください。JMPのデータテーブルと出力を整理する方法については、プロジェクトの作成を参照してください。
ヒント: 分析に2つ以上のデータテーブルのデータを使用する場合は、「仮想結合」を使用できます。詳細については、『『JMPの使用法』』のデータテーブルの仮想結合を参照してください。