プロットの最後の行に、全体の満足度をトレースしたプロットが表示されます。縦軸の「満足度」の隣に表示される数値は、各応答変数に対する満足度の幾何平均です。この行のプロットは、全体に対する満足度を、因子を1つずつ変更したときのトレースとして描いています。
たとえば、図3.13は、2つの応答変数に対する満足度を示しています。この例では、「摩擦」と「引張応力」を最大化するのが目的です。満足度のトレースを見ると、「シリカ」、「シラン」、「硫黄」を高くすると満足度が上がることがわかります。
図3.13 予測プロファイルにおける満足度