「判別分析」レポートの赤い三角ボタンをクリックすると、以下のオプションが表示されます。
ステップワイズ変数選択
([線形 横長データ]の判別法では使用できません。)「列選択」コントロールパネルの表示/非表示を切り替えます。このコントロールパネルには、共分散分析とp値を使ってステップワイズ変数選択を行うためのオプションが表示されます。ステップワイズ変数選択を参照してください。
判別分析の手法
判別法を指定します。[線形]・[2次]・[正則化]・[横長データ]のいずれかを選択できます。判別法を参照してください。
判別スコア
各データ行に対する判別スコアを示した表の表示/非表示を切り替えます。
スコアオプション
各データ行に対するスコアの計算に関するオプションがあります。スコア計算の式を保存することができます。スコアオプションを参照してください。
正準プロット
「正準プロット」の表示/非表示を切り替えます。正準プロットと正準構造を参照してください。
正準オプション
正準プロットに関するオプションがあります。正準オプションを参照してください。
三次元正準プロット
三次元正準プロットを表示します。このオプションは、カテゴリカル変数Xの水準が4つ以上ある場合のみ使用できます。三次元正準プロットの例を参照してください。
事前確率の指定
X変数の各水準の事前確率を指定できます。事前確率の指定を参照してください。
グループの追加
一部の点が、データにある既知のグループではなく、新しいグループに属する可能性があるときに使用します。グループの追加を参照してください。
グループ内共分散行列の表示
次のレポートの表示/非表示を切り替えます。
– プールした群内共分散行列と相関行列を表示する「共分散行列」レポート
– [2次]と[正則化]の判別法では、群内相関行列を表示する「各グループの相関」レポートが表示されます。
各グループに対して、群内共分散行列の行列式の対数も表示されます。
– [2次]の判別法では、「共分散行列」レポートにおける「グループ共分散」アウトラインに、群内共分散行列も表示されます。
[グループ内共分散行列の表示]は、[横長データ]の判別法では使用できません。
グループ平均の表示
各共変量の平均を表示する「グループ平均の表示」レポートの表示/非表示を切り替えます。X変数の各水準の平均と全体平均が表示されます。
判別行列の保存
「判別分析の結果」という名前のスクリプトをデータテーブルに保存します。このスクリプトは、JSLで使用できる次のような要素を含んだリストを作成するものです。
– 共変量(Y)の列名を含んだリスト
– カテゴリカル変数Xの列名を含んだ変数
– Xの水準名を含んだリスト
– (Xの各水準における)共変量の平均を含んだ行列
– プールした共分散行列
[判別行列の保存]は、[横長データ]の判別法では使用できません。判別行列の保存を参照してください。
散布図行列
共変量の各ペアに対する散布図を含んだ「散布図行列」レポートを開きます。これは、「散布図行列」プラットフォームで、グループごとに陰影つき確率楕円を描くのと同じです。検証セットが使用されている場合でも、散布図にはすべてのデータがプロットされます。散布図行列を参照してください。
ただし、このオプションも、[線形 横長データ]の判別法では使用できません。
プロファイル
対話式のプロファイルの表示/非表示を切り替えます。このプロファイルは、カテゴリの確率を1行のプロファイルにまとめたものです。因子の値を変更すると、それに応じた応答の予測値の曲線が描かれます。赤い三角ボタンのメニューのオプションについては、『プロファイル機能』の「予測プロファイル」のオプションを参照してください。
以下のオプションの詳細については、『JMPの使用法』のレポートのローカルデータフィルタ、レポートの[やり直し]メニュー、およびレポートの[スクリプトの保存]メニューを参照してください。
ローカルデータフィルタ
データをフィルタリングするためのローカルデータフィルタの表示/非表示を切り替えます。
やり直し
分析を繰り返したり、やり直したりするオプションを含みます。また、[自動再計算]オプションに対応しているプラットフォームにおいては、[自動再計算]オプションを選択すると、データテーブルに加えた変更が、該当するレポートに即座に反映されるようになります。
スクリプトの保存
レポートを再現するためのスクリプトを保存するオプションが、保存先ごとに用意されています。
Byグループのスクリプトを保存
By変数の全水準に対するレポートを再現するスクリプトを保存するオプションが、保存先ごとに用意されています。起動ウィンドウでBy変数を指定した場合のみ使用可能です。