公開日: 11/25/2021

グループ別確率楕円の例

ここでは、グループ変数(BY変数)を使って確率楕円を追加する方法を紹介します。「Hot Dogs.jmp」サンプルデータテーブルの「タイプ」列には、ホットドッグの種類(牛肉、合い挽き、鳥肉)が記録されています。3種類のホットドッグでグループ分けして、コストを分析します。

1. [ヘルプ]>[サンプルデータライブラリ]を選択し、「Hot Dogs.jmp」を開きます。

2. [分析]>[二変量の関係]を選択します。

3. 「1オンスあたりのコスト($)」を選択し、[Y, 目的変数]をクリックします。

4. 「蛋白質1ポンドあたりのコスト($)」を選択し、[X, 説明変数]をクリックします。

5. [OK]をクリックします。

6. 「蛋白質1ポンドあたりのコスト($)と1オンスあたりのコスト($)の二変量の関係」の赤い三角ボタンをクリックし、[グループ別]を選択します。

7. リストから「タイプ」を選択します。

8. [OK]をクリックします。

もう一度[グループ別]オプションを確認すると、横にチェックマークが付いていることがわかります。

9. 「蛋白質1ポンドあたりのコスト($)と1オンスあたりのコスト($)の二変量の関係」の赤い三角ボタンをクリックし、[確率楕円]>[0.90]を選択します。

点を「タイプ」別に色分けするには、次の手順に従います。

10. 散布図上を右クリックし、[行の凡例]を選択します。

11. 列のリストで「タイプ」を選択し、[OK]をクリックします。

図5.23 グループ別の例 

Example of Group By

図5.23は、異なる種類のホットドッグの確率楕円を、コストを変数としてプロットしたものです。種類ごとに点がクラスターを形成しているのがわかります。

より詳細な情報が必要な場合や、質問があるときは、JMPユーザーコミュニティで答えを見つけましょう (community.jmp.com).