[直交のあてはめ]オプションでは、XとY両方の変動を考慮して直線があてはめられます。これは、Deming回帰としても知られています。
メモ: このオプションの例については、[直交のあてはめ]オプションの例を参照してください。
次のいずれかの分散比を選択します。
一変量分散, 主成分
XとYの一変数ずつから求めた分散の推定値を使います。この結果は、標準化したデータに対する主成分分析の第1主成分です。このオプションは、測定システムの分析には向いていません。得られたデータにおける分散の比は、母集団における分散の比と異なる場合が多いからです。
等分散性
誤差分散が等しいと仮定し、分散比を1とします。この結果は、標準化していないデータに対する主成分分析の第1主成分です。散布図において、X軸とY軸のスケールを同じにし、正規密度楕円を表示すると、得られた線が楕円の長軸になります。
Y→Xのあてはめ
Yの分散が0であるとし、分散比を0とします。
指定された分散比
このオプションでは、任意の分散比を入力できます。XとYの測定誤差の大きさが事前にわかっている場合に使用できます。
[直交回帰 分散比]メニューのオプションについては、あてはめ用メニューを参照してください。このあてはめの統計的詳細については、直交のあてはめを参照してください。