JMPの基本

基本概念

JMP（ジャンプと発音します）は、データを視覚化し、統計分析を行う高性能な対話型ツールです。JMPでは、データテーブル、グラフ、チャート、レポートを活用しながら、分析を実行し、データと対話することで、データから多くの情報を引き出すことができます。

さまざまな統計分析やモデル化を行う研究者にとって、JMPはとても便利です。また、データの傾向やパターンをすばやく発見する必要があるビジネスアナリストにとっても有益です。JMPを使用すれば、統計の専門家でなくても、データから情報を導き出すことができます。

たとえば、JMPを使用して、次の処理を実行できます。

• 対話型のグラフとチャートを作成してデータについて検討し、関係を明らかにする。

• 複数の変数間の変動パターンを一度に明らかにする。

• 大量のデータについて検討し、要約する。

• 高性能な統計モデルを開発し、将来を予測する。

図2.1 JMPレポートの例 

目次

理解すべきJMPの基本操作

JMPの使い方入門

JMPの起動

サンプルデータの使用

データテーブルの理解

JMPでの作業手順の理解

ステップ1: JMPのプラットフォームを起動して結果を表示する

ステップ2: JMPレポートから箱ひげ図を削除する

ステップ3: 追加の出力を要求する

ステップ4: JMPプラットフォームの結果を操作する

JMPとExcelの相違点

データテーブルの構造

JMPの計算式

JMPの分析とグラフ作成

より詳細な情報が必要な場合や、質問があるときは、JMPユーザーコミュニティで答えを見つけましょう (community.jmp.com).