一元配置の分散分析を実行するには、次の手順に従ってください。
1. [分析]>[二変量の関係]を選択します。
2. 連続尺度の列を選択し、[Y, 目的変数]をクリックします。
3. 名義尺度または順序尺度の列を選択し、[X, 説明変数]をクリックします。
図6.4 「二変量の関係」起動ウィンドウ
略図の上に「一元配置」と表示され、一元配置分析が実行されることがわかります。
メモ: 「JMPスターター」ウィンドウから、一元配置分析を起動することもできます。[表示]>[JMPスターター]>[基本統計]>[一元配置]を選択してください。
この起動ウィンドウの詳細については、「二変量の関係」プラットフォームの概要を参照してください。「列の選択」の赤い三角ボタンのメニューのオプションについては、『JMPの使用法』の列フィルタメニューを参照してください。
ブロック変数を指定すると、その変数を第2の因子として、交互作用のない二元配置分散分析が行われます。一元配置プロットでは、Y変数の値がブロック変数ごとに中心化されます。ブロックごとの各グループのセル度数が等しい場合、「一元配置」プラットフォームのいくつかのオプションは、二元配置分散分析として動作します。ブロックごとの各グループのセル度数が等しくない場合、「モデルのあてはめ」レポートが一元配置プロットの下に表示され、「一元配置」プラットフォームのオプションは使用できなくなります。