主成分スコアまたはPLSスコアのプロットを表示します。プロットの下の設定パネルによって、スコアプロットに表示する成分を変更できます。
プロットの右側のボタンによって、比較したい2つのグループを指定し、それらの相対寄与度を比較できます。相対寄与度は、2つ以上のデータ行を含むグループがお互いにどう異なるかを示す指標です。相対寄与度は、どの工程変数を変更すれば、指定したグループの違いが大きくなるかを示します。1つの用途は、管理状態にあるデータと、管理外の状態にあるデータの違いを調査することです。
グループAは対照群、グループBは比較群です。各グループは、1つ以上の点で構成されます。対照群に割り当てるには、1つ以上の点を選択し、[グループA]をクリックします。比較群に割り当てるには、1つ以上の点を選択し、[グループB]をクリックします。そして、相対スコア寄与度プロットを表示するには、[比較]をクリックします。
図11.8 スコアプロットと、行24に対する行17の相対寄与度プロット