公開日: 11/25/2021

U管理図の例

「Quality Control」フォルダ内の「Braces.jmp」データは、自動車を支える留め金具の各ケース内の不適合数を記録したものです。留め金具1ケースを、1検査単位(1ユニット)としています。ユニットサイズ(サブグループ標本のサイズ、検査単位の数)は、1日あたりに検査されるケースの個数で、日によって異なります。図3.27のようなU管理図を作成すると、1ケースあたりの留め金具の不適合数を監視することができます。上側管理限界と下側管理限界は、ユニットサイズによって異なります。

1. [ヘルプ]>[サンプルデータライブラリ]を選択し、「Quality Control」フォルダにある「Braces.jmp」を開きます。

2. [分析]>[品質と工程]>[管理図]>[U管理図]を選択します。

3. 「不適合数」を選択し、[Y]をクリックします。

4. 「ユニットサイズ」を選択し、[試行回数]をクリックします。

5. [OK]をクリックします。

図3.27 U管理図(きずの数を表す) 

U chart of # Defects

標本サイズがサブグループごとに等しくないため、管理限界の値が一定ではありません。最後の5つの標本のうち2つは、範囲は管理限界の範囲内にありません。

より詳細な情報が必要な場合や、質問があるときは、JMPユーザーコミュニティで答えを見つけましょう (community.jmp.com).