管理図ビルダー

管理図を対話的に作成する

管理図は、工程における変動（ばらつき）を監視するためのグラフです。工程における変動が自然な場合には、管理限界内に収まります。管理図では、管理限界を基準にして、一般原因による変動と特殊原因による変動を見分けます。一般に、特殊原因による変動があるかどうかを調べ、特殊原因による変動があった場合、それを取り除く措置が講じられます。また、工程能力を判断するうえでも、一般原因による変動を定量化することは重要です。

管理図ビルダーは、工程データから管理図を描きます。管理図ビルダーは、対話型のワークスペースとして起動できます。また、特定の管理図のメニューオプションから起動することもできます。対話型のワークスペースでは、管理図で使用したい変数をゾーンにドラッグすると、データに基づいて適切な種類の管理図が自動的に選択されます。別の種類の管理図を作成したり、既存の管理図の設定を変更したりすることも簡単に行えます。

図3.1 管理図ビルダーの例 

目次

管理図ビルダーの概要

管理図ビルダーの例

管理図の種類

計量値の管理図

計数値の管理図

まれなイベントの管理図

管理図の種類

管理図ビルダーの起動

管理図ビルダー:対話型ワークスペース

特定の管理図の起動ウィンドウ

「管理図ビルダー」ウィンドウ

管理図ビルダーのオプション

管理図ビルダーの赤い三角ボタンのメニューのオプション

オプションパネルと右クリックメニューに用意されているオプション

管理図ビルダーの軸を右クリックすると表示されるオプション

管理限界の設定方法

管理限界の例

管理図ビルダーでの標本の除外および非表示

管理図ビルダーの別例

IMR管理図（個々の測定値と移動範囲の管理図）の例

フェーズがあるXBar-R管理図の例

サブグループのサイズが異なるときのXBar-S管理図の例

ランチャートの例

P管理図の例

NP管理図の例

C管理図の例

U管理図の例

G管理図の例

T管理図の例

三元管理図の例

管理図ビルダーの統計的詳細

XBar-R管理図の管理限界

XBar-S管理図の管理限界

個々の測定値-移動範囲管理図の管理限界

P管理図とNP管理図の管理限界

U管理図とC管理図の管理限界

Levey-Jennings管理図

G管理図の管理限界

T管理図の管理限界

三元管理図のシグマの計算