検証列の役割を使用できるのはJMP Proだけです。JMPの場合は、除外行による保留法を参照してください。
データを分割するのに、検証列の役割を使用する方法があります。検証列の役割が指定されると、その列の値を使ってデータを複数分に分割します。この列は、起動ウィンドウにある[検証]の役割を使って割り当てられます。検証列の作成の詳細については、検証列の作成を参照してください。
注意: 検証列の使い方はプラットフォームによって異なります。プラットフォームが異なれば、使用される検証列の水準数もプラットフォームにより異なります。表A.1のメモを参照してください。
表A.1 プラットフォーム別の検証列
プラットフォーム |
学習・評価 |
学習・調整 |
学習・調整・評価 |
メモ |
---|---|---|---|---|
モデルのあてはめ |
|
|
|
|
最小2乗法によるあてはめ |
○ |
× |
× |
4水準以上ある場合、検証列は無視される。 |
ステップワイズ回帰 |
× |
〇 |
○ |
4水準以上ある場合は、K分割交差検証法が使用される。 |
ロジスティック回帰 |
○ |
× |
× |
4水準以上ある場合、検証列は無視される。 |
一般化回帰 |
× |
〇 |
○ |
4水準以上ある場合は、K分割交差検証法が使用される。 |
PLS回帰 |
× |
〇 |
○ |
4水準以上ある場合は、K分割交差検証法が使用される。 |
予測モデル |
|
|
|
|
ニューラル |
× |
〇 |
○ |
4水準以上ある場合は、K分割交差検証法が使用される。 |
パーティション |
× |
〇 |
○ |
4水準以上ある場合は、小さいほうから3水準だけが使用される。 |
ブートストラップ森 |
× |
〇 |
○ |
4水準以上ある場合は、小さいほうから3水準だけが使用される。 |
ブースティングツリー |
× |
〇 |
○ |
4水準以上ある場合は、小さいほうから3水準だけが使用される。 |
K近傍法 |
× |
〇 |
○ |
4水準以上ある場合は、小さいほうから3水準だけが使用される。 |
単純Bayes |
× |
〇 |
○ |
4水準以上ある場合は、小さいほうから3水準だけが使用される。 |
サポートベクトルマシン |
○ |
○ |
○ |
4水準以上ある場合は、K分割交差検証法が使用される。 |
発展的なモデル |
|
|
|
|
関数データエクスプローラ |
○ |
× |
× |
「クラスター抽出」された検証列を用意する必要あり。 3水準以上の場合は、最小値が学習セットに、その他のすべての値が検証セットに割り当てられる。 |
多変量のモデル |
|
|
|
|
判別分析 |
○ |
○ |
○ |
4水準以上ある場合は、小さいほうから3水準だけが使用される。 |
PLS回帰 |
× |
〇 |
○ |
4水準以上ある場合は、K分割交差検証法が使用される。 |
アップリフト |
× |
〇 |
○ |
4水準以上ある場合は、小さいほうから3水準だけが使用される。 |