「2水準スクリーニングのあてはめ」プラットフォームの「対比」セクションには、考えられるモデル効果すべてと、対比の値、Lenthのt値、個別p値、同時p値、交絡関係が表示されます。効果は、階層的順序の原則に従って分析に含められます。効果の追加順序の統計的詳細を参照してください。デフォルトでは、個別p値が0.10未満の効果が選択されています。
項
因子の名前。
対比
因子の推定値。直交計画の場合、この数値は、回帰パラメータの推定値と一致します。直交でない計画の場合は異なります。対比にアスタリスクがついているときは、直交性がないことを示します。
棒グラフ
Lenthのt値と、0.10の有意水準を示す青い縦線を表示します。
Lenthのt値
Contrast/PSEによって計算されたLenthのt値。この式の分母の「PSE」は、Lenthの疑似標準誤差(Pseudo Standard Error)です。Lenthの擬似的標準誤差(PSE)の統計的詳細を参照してください。
個別p値
線形モデルにおける通常のp値に相当するものです。p値が小さい場合に、効果が有意であると判断できます。Lenthの擬似的標準誤差(PSE)の統計的詳細を参照してください。
メモ: 分析を再実行したとき、p値がまったく同じ値にはなりません。これはp値の計算にモンテカルロ法が使われているからです。同じ分析を繰り返しても近い値が出るだけで、まったく同じ値にはなりません。
同時p値
多重比較の調整を行ったp値。
交絡関係
後の効果が前の効果と完全に交絡しているときに表示されます。