「多重対応分析」プラットフォームの[クロス表]オプションは、Burt表または分割表の表示/非表示を切り替えます。複数の[Y, 目的変数]列を選択し、[X, 説明変数]列を選択しなかった場合には、Burt表が作成されます。[X, 説明変数]列を選択した場合は、Burt表ではなく、通常の分割表が作成されます。アウトラインのタイトルに、クロス表の種類が表示されます。
多重対応分析は、Burt表に基づいて行われます。Burt表は、カテゴリカル変数のすべてのペアに対する分割表で構成されています。Burt表の対角線上に位置する分割表(変数とその変数自身との分割表)は、対角行列です。非対角線上に位置する分割表は、通常の分割表です。
Burt表または分割表の赤い三角ボタンのメニューには、表に統計量を表示するための以下のオプションがあります。
度数
セル度数・周辺度数(行和や列和)・総度数(総和、全体の標本サイズ)。これはデフォルトで表示されます。
合計%
セル度数や周辺度数の、総和に占める割合。これはデフォルトで表示されます。
セルのカイ2乗
各セルに対して、(O - E)2 / Eの式で計算したカイ2乗の値。
列%
各セル度数の、列和に占める割合。
行%
各セル度数の、行和に占める割合。
期待
行と列が独立していると仮定して計算された各セルの期待度数(E)。対応する行合計と列合計の積を全体合計で割った値です。
偏差
観測セル度数(O)から期待セル度数(E)を引いた値。
累積列度数
列和の累積。
累積列%
列パーセントの累積。
累積行度数
行和の累積。
累積行%
行パーセントの累積。
データテーブルに出力
表に含まれている各統計量につき、それぞれ1つのデータテーブルを作成します。