この例では、標準の最小2乗モデルの保存された「予測式」列と「予測値の標準誤差」列を使用して、信頼区間を含む予測プロファイルを作成します。
糖尿病患者のデータを使用して、標準の最小2乗回帰モデルをあてはめます。
1. [ヘルプ]>[サンプルデータフォルダ]を選択し、「Diabetes.jmp」を開きます。
2. [分析]>[モデルのあてはめ]を選択します。
3. 「Y」を選択し、[Y]をクリックします。
デフォルトでは、「手法」は「標準最小2乗」に設定されています。
4. [年齢]から[総コレステロール]までを選択し、[追加]をクリックします。
5. 「検証」列を選択し、[検証]ボタンをクリックします。
6. [実行]をクリックします。
7. 「応答 Y」の赤い三角ボタンをクリックし、開いたメニューから[列の保存]>[予測式]を選択します。
8. 「応答 Y」の赤い三角ボタンをクリックし、開いたメニューから[列の保存]>[予測値の標準誤差の計算式]を選択します。
データテーブルに、「Y予測式」と「予測値の標準誤差Y」という名前の2つの列が追加されました。これらの計算式列をプロファイルで使用します。
1. [グラフ]>[プロファイル]を選択します。
2. 「予測式 Y」と「予測値の標準誤差Y」を選択し、[Y, 予測式]をクリックします。
3. [OK]をクリックします。
JMP警告ウィンドウが表示され、「予測値の標準誤差」列を使用して「Y予測式」列の信頼区間を求めるかどうか尋ねられます。
4. JMP警告ウィンドウで[はい]をクリックします。
図3.39 信頼区間を含むプロファイル
信頼区間を伴う予測プロファイルが描かれます。この信頼区間は、予測値の標準誤差から算出されています。