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公開日: 09/19/2023

「選択モデル」プラットフォームを使用したロジスティック回帰の例

「選択モデル」プラットフォームを使用して、ロジスティック回帰モデルをあてはめてみましょう。

1. [ヘルプ]>[サンプルデータフォルダ]を選択し、「Lung Cancer Responses.jmp」「Lung Cancer Choice.jmp」を開きます。

「Lung Cancer Responses.jmp」は、1列(「肺がん」)、2行(「Cancer」「NoCancer」)しかありません。

2. [分析]>[消費者調査]>[選択モデル]を選択します。

3. 「データ形式」メニューから[複数のデータテーブル, 相互参照]を選択します。

4. [データテーブルの選択]をクリックし、「Lung Cancer Responses」を選択して[OK]をクリックします。

5. 「肺がん」を選択し、[プロファイルID]をクリックします。

6. 「肺がん」を選択し、[追加]をクリックします。

7. [Firthバイアス調整推定値]のチェックマークを外します。

図4.37 入力後の「プロファイルデータ」パネル 

入力後の「プロファイルデータ」パネル

8. 「応答データ」アウトラインを開きます。

9. [データテーブルの選択]をクリックし、「Lung Cancer Choice」を選択して[OK]をクリックします。

10. 「応答データ」アウトラインで設定を行います。

「肺がん」を選択し、[選択されたプロファイルID]をクリックします。

「選択肢 1」「選択肢 2」を選択し、[選択肢のプロファイルID]をクリックします。

「度数」を選択し、[度数]をクリックします。

図4.38 入力後の「応答データ」パネル 

入力後の「応答データ」パネル

11. 「被験者データ」アウトラインを開きます。

12. [データテーブルの選択]をクリックし、「Lung Cancer Choice」を選択して[OK]をクリックします。

13. 「喫煙」を選択し、[追加]をクリックします。

図4.39 入力後の「被験者データ」パネル 

入力後の「被験者データ」パネル

14. [モデルの実行]をクリックします。

図4.40 「選択モデル」を使ったロジスティック回帰 

「選択モデル」を使ったロジスティック回帰

「モデルのあてはめ」プラットフォームによるロジスティック回帰

1. [ヘルプ]>[サンプルデータフォルダ]を選択し、「Lung Cancer.jmp」を開きます。

2. [分析]>[モデルのあてはめ]を選択します。

データテーブルに「モデル」スクリプトが含まれているため、「モデルの指定」ウィンドウへの入力は自動的に行われます。[名義ロジスティック]の手法が指定されています。

3. 「イベントを示す水準」を「Cancer」に設定します。

4. [実行]をクリックします。

図4.41 「モデルのあてはめ」を使ったロジスティック回帰 

「モデルのあてはめ」を使ったロジスティック回帰

選択モデルにおける「喫煙*肺がん」の尤度比カイ2乗検定が、ロジスティックモデルにおける「喫煙」の尤度比カイ2乗検定と一致しています。Figure 4.40Figure 4.41のレポートから、喫煙が肺がんの発病に対して高度に有意であることが分かります。『基本的な回帰モデル』のロジスティック回帰モデルを参照してください。

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