「選択モデル」プラットフォームは、マーケットリサーチ(市場調査)のひとつである選択実験(choise experiment)で得られたデータを分析します。選択実験は、製品やサービスのどのような属性を消費者が好むかを明らかにするための実験です。分析結果から、消費者に好まれる製品やサービスを設計することができます。
「選択モデル」プラットフォームでは次のようなことができます。
• 製品の属性だけでなく、消費者(被験者)の属性(たとえば性別や年齢)に関する情報も利用する。
• 「どの製品も選ばない」という選択肢が用意されている実験を分析する。
• 分析対象のデータにおいて、いくつかの形式がサポートされている。
• プロファイルを使って消費者の効用を視覚化・最適化する。
• 消費者ごとにスコアを求め、求められたスコアを用いて消費者をセグメント(クラスター)に分ける。
• Bayes(ベイズ)流の方法で、消費者ごとの係数値を求める。
• バイアス修正を伴う最尤推定(Firth 1993)を行う。
図4.1 「選択モデル」プラットフォームの効用プロファイル