公開日: 09/19/2023

一般化線形モデルで対比を使用する例

[一般化線形モデル]手法で対比を使用して、変数の水準の差を比較できます。「緑棘」の状態が良いメスと、「緑棘」に破損が生じているメスを比べ、サテライトの数に違いがあるかどうかを調べてみます。

メモ: ここでは、一般化線形モデルの例にあるカブトガニのサテライトの例を引き続き見てみましょう。

1. 一般化線形モデルの例step 1step 7を行ってください。

2. 「一般化線形モデルのあてはめ」の赤い三角ボタンをクリックし、[対比]を選択します。「対比を求めたい効果を選択してください」というウィンドウが表示されます。

3. [緑棘]を選択し、[OK]をクリックします。

4. 「緑棘」の状態が良いメスと「緑棘」に破損が生じているメスを比べるには、「Both Good」の+ボタンと「One Worn/Broken」および「Both Worn/Broken」の-ボタンをクリックします。

これで、「緑棘」の状態が良いメスと「緑棘」に破損が生じているメスを比較する対比が指定されました。

図13.5 「対比の指定」ウィンドウ 

「対比の指定」ウィンドウ

5. [完了]をクリックします。

図13.6 「対比」レポート 

「対比」レポート

「p値(Prob>Chisq)」の0.8242は、0.05を大きく上回るため、「緑棘」の状態によってサテライトの数に違いが出るとは結論できません。

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