「バブルプロット」プラットフォームを起動するには、[グラフ]>[バブルプロット]を選択します。
図5.4 「バブルプロット」起動ウィンドウ
Y、X
Y列とX列は、それぞれバブルのY座標、X座標として使用されます。これらの値は、連続量でもカテゴリ(名義または順序)でもかまいません。
ID
ID変数は、複数の行を集計して1つのバブルにまとめるとき、行を識別するための変数として使用します。IDの値ごとに集計を行い、xおよびyの平均がバブルのデフォルトの座標となり、サイズの合計がバブルのデフォルトの面積となります。2つのID変数の指定を参照してください。
時間
時間の列を指定すると、時点ごとにバブルプロットが描かれます。バブルプロットには、各時点での時間の値が表示されます。たとえば、[時間]に指定した列の値が年度である場合、年度ごとにバブルプロットが更新されます。時間変数の指定を参照してください。
度数
ID変数を使用してバブルを集計するとき、計算に重みを適用します。
メモ: 負の度数は無視されます。
サイズ
バブルのサイズ。バブルの面積は[サイズ]に指定した列の値に比例します。値が0のときでもバブルが見えるよう、サイズには下限があります。[サイズ]を指定しなかった場合、バブルは指定した[時間]と[ID]を組み合わせたときの行数に比例したサイズで表示されます。
色分け
この変数に従ってバブルが色分けされます。選択した変数がカテゴリカル(名義尺度または順序尺度)の場合は、各カテゴリにそれぞれ一意の色が割り当てられます。連続量の変数を指定した場合、グラデーションが使用されます。カラーテーマは、[ファイル]>[環境設定]>[グラフ]で表示される「カラーテーマ」パネルで選択できます。
By
この変数の各水準に対して個別のバブルプロットが作成されます。
[OK]をクリックすると、「バブルプロット」レポートウィンドウが開きます。