JMPのバブルプロットでは、円のサイズや色によってデータ値を表すだけでなく、グループごとに集計したり、時間に従って動的に描いたりすることもできます。バブルプロットには、動的なもの(アニメーション)と静的なもの(静止した円)があります。バブルプロットでは次のようなことが行えます。
• 時間変数を使ってアニメーションを作成し、時間の経過に伴うパターンや推移を調べる
• 2つの異なる変数の情報をサイズと色で表す
• 複数の行を集計して1つのバブルにすることで、シンプルなバブルプロットを作成する
バブルプロットは、最大5次元まで(X座標、Y座標、サイズ、色、時間)を一度に表現できます。バブルプロットは、データを効果的にグラフ化し、パターンや傾向を発見するのに役立ちます。
メモ: 動的バブルプロット(dynamic bubble plot)は、Karolinska研究所、国際保健学部のHans Rosling博士とGapminder.orgプロジェクトのメンバーによって開発されました。
図5.1 バブルプロットの例