「多重因子分析」プラットフォームの起動

「多重因子分析」プラットフォームを起動するには、［分析］>［消費者調査］>［多重因子分析］を選択します。

図7.4 「多重因子分析」起動ウィンドウ 

「列の選択」の赤い三角ボタンのメニューのオプションについては、『JMPの使用法』の列フィルタメニューを参照してください。

評価対象 ID

評価をした対象物（製品・商品・食品）の列を指定します。

Z, 追加

追加変数（supplementary variable）として使用する列を指定します。追加変数は、分析者が関心をもっていて関係を調べたい変数ですが、空間を構成するときの計算には含めたくない変数のことです。

度数

この役割を割り当てた列の数値は、分析において各行の度数として使用されます。

By

別々に分析を行いたいときに、そのグループ分けをする変数を指定します。指定された列の水準ごとに、別々に分析が行われます。各水準の結果は別々のレポートに表示されます。複数のBy変数を指定した場合は、By変数の水準の組み合わせごとに個別のレポートが作成されます。

ブロックの追加

1つまたは複数の列をブロックに追加するのに使用します。

– 複数の列を1つのブロックとして追加します。

– 列グループ（グループ化されている複数の列）をブロックとして追加します。

– 選択されているブロックに、個別の列を追加します。

ヒント: プラットフォームを実行する前に複数の列をグループ化してブロックにまとめておけば、そのグループをまとめて追加できます。その時、列グループのそれぞれが1つのブロックとして定義されます。そうでない場合は、同じブロックにしたい複数の列を選択して［ブロックの追加］をクリックするという操作を、ブロックごとに行ってください。なお、ブロック名は、ダブルクリックして変更できます。