「生存時間分析」プラットフォームを起動するには、[分析]>[信頼性/生存時間分析]>[生存時間分析]を選択します。
図14.3 「生存時間/信頼性分析」起動ウィンドウ
「列の選択」の赤い三角ボタンのメニューのオプションについては、『JMPの使用法』の列フィルタメニューを参照してください。
「生存時間分析」起動ウィンドウには、次のようなオプションがあります。
Y, イベントまでの時間
イベントが発生するまでの時間と、打ち切りまでの時間を含んだ列を指定します。なお、区間打ち切りデータの場合は、下限と上限の2つのY変数を指定してください。
グループ変数
データをグループごとに分けて個別の生存関数を推定したい場合に、その基準となる列を指定します。
打ち切り
打ち切りを示す値が含まれている列を指定します。[打ち切り]列を指定した場合、[打ち切りの値]ボックスに、打ち切りを示す値を入力してください。[打ち切り]の列には2つの値を含む場合が多いですが、以下のような場合は、異なる値を3つ以上含むことができます。
– 打ち切りデータの行が、[打ち切りの値]ボックスで指定した値になっている。
– そして、打ち切りでないデータの行が、[打ち切りの値]ボックスで指定した値以外の値になっている。
度数
同時点で故障したユニットの個数など、観測値の度数が含まれている列を指定します。値が0または正の整数であるとき、その値は行の観測値の度数(個数)を表します。
By
指定された分類変数(グループ変数)の水準ごとに、個別に分析を行います。
生存率のかわりに故障率をプロット
生存率プロット(生存確率のプロット)のかわりに、故障率プロット(累積故障確率のプロット)を表示します。
打ち切りの値
[打ち切り]列のデータ値のうち、右側打ち切りであることを示すデータ値を指定します。デフォルト値は1です。