「工程能力」プラットフォームの赤い三角ボタンのメニューにある、[ゴールプロットの要約テーブルを作成]オプションは、ゴールプロットに関する要約統計量を含むデータテーブルを作成します。このデータテーブルには、各変数の名前、仕様限界で正規化した平均のシフト、仕様限界で正規化した標準偏差が保存されます。変数ごとに、それぞれのシグマの種類に対応する行が1つあります。
メモ: 変数が正規分布ではない分布であてはめられた場合、あてはめた確率分布の名前が括弧に囲まれた形で変数名に追加されます。仕様限界で正規化した平均と、仕様限界で正規化した標準偏差は、非正規分布の変数に対しては計算されません。
「ゴールプロット」上の点は、「ゴールプロットの要約テーブル」の行にリンクされています。「ゴールプロット」上のある点に行の属性を適用すれば、「ゴールプロットの要約テーブル」で該当する行の属性が変更されます。同様に、「ゴールプロットの要約テーブル」に適用した行の属性は、「ゴールプロット」に反映されます。
Figure 9.20は、正規分布に従うデータの分析例で説明した「Semiconductor Capability.jmp」サンプルデータの「ゴールプロットの要約テーブル」です。
図9.20 要約テーブル