「完全実施要因計画」プラットフォームの「出力オプション」セクションにある[テーブルの作成]ボタンをクリックすると、実験をまとめたデータテーブルが作成されます。Figure 13.10は、5つの中心点を含む3因子の完全実施要因計画の例です。3つの因子は、X1(2水準の連続変数)、X2(3水準の連続変数)、およびX3(2水準のカテゴリカル変数)です。因子の水準は、デフォルト値を使用しています。この図では、7, 8, 12, 14, 17行目が、中心点に該当します。パターン列を参照してください。
図13.10 計画データテーブル
左上に表示されているテーブル名は、生成された計画の種類を表しています。
計画のデータテーブルには、次のようなスクリプトが含まれます。
モデル
[分析]>[モデルのあてはめ]プラットフォームを実行します。
計画の評価
[実験計画(DOE)]>[計画の診断]>[計画の評価]プラットフォームを実行します。
DOEダイアログ
現在のデータテーブルを作成するのに使った「完全実施要因計画」ウィンドウを再現します。このスクリプトには、計画の生成に使われた乱数シード値も含まれます。
データを分析するには、「スクリーニング」または「モデル」スクリプトを実行してください。
「パターン」列には、各行の実験の要約が示されます。「パターン」はプロットのラベル変数として活用できます。
• 2水準の連続因子の場合は、低い値が「–」、高い値が「+」、中心点が「0」で表されます。
• 3水準以上の連続因子の場合は、次のように表されます。
– 中心点以外は水準値に対応する整数で表される。
– 中心点は「0」で表される
• カテゴリカル因子の場合は、水準値に対応する整数で表されます。