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公開日: 09/19/2023

JMPグラフの環境設定

グラフの環境設定では、グラフの外観をカスタマイズします。グラフの外観を設定する方法の詳細については、データテーブルの環境設定を参照してください。

図14.3 [グラフ]環境設定 

[グラフ]環境設定

表14.3 [グラフ]の環境設定

環境設定

説明

グラフの境界線

グラフ領域の周囲に境界線を描画します。このオプションは、デフォルトではオフになっています。

Y軸ラベルをグラフ上部に
表示する

Y軸のラベルを軸の横ではなく、軸の上部に表示します。このオプションは、デフォルトではオフになっています。

重なったラベルを表示しない

重なったラベルを非表示にします。このオプションはデフォルトでオンになっています。

グラフの高さ

グラフのデフォルトの高さ(ピクセル単位)を設定します。デフォルト設定は240ピクセルです。一部のプラットフォームでは、この値の倍数が使用されます。

メモ: 「グラフビルダー」のウィンドウは、[グラフの高さ]に基づいて比例的に拡大されるだけで、値がそのまま適用されるわけではありません。

線の幅

データに関係する線のデフォルトの太さ(ピクセル単位)を設定します。デフォルト設定は2ピクセルです。

メモ: この設定はグリッド線には適用されません。

箱ひげ図の線の幅

プラットフォーム間で箱ひげ図のデフォルトの線の幅を設定します。

グラフマーカーのサイズ

グラフのマーカーにおけるデフォルトのサイズを、[ドット]・[小]・[中]・[大]・[XL]・[XXL]・[XXXL]の中から選択します。この環境設定は、グラフ上で[環境設定のサイズ]に設定したマーカーに適用されます。デフォルト設定は[大]です。

グラフのマーカーの個数が閾値を超え、高速描画になるときは、「マーカー描画モード」が[高速]に設定され、マーカーサイズは[ドット]になります。

グラフマーカー

グラフのマーカーにおけるデフォルトの形状を選択します。デフォルト設定は小さいドットです。

グラフマーカーテーマ

行または列の値によってマーカー分けする場合に、グラフマーカーにデフォルトで適用するテーマを選択します。デフォルト設定は[標準]です。

マーカー選択モード

選択されているマーカーのデフォルトの表示形式を指定します。デフォルト設定は[選択されていないものを薄く表示]です。マーカーの選択モードの変更を参照してください。

選択されたマーカーの色

「マーカー選択モード」が[選択されたものを指定の色で表示]の場合、選択されているマーカーが、ここで指定した色で表示されます。デフォルトの色は赤です。

非選択マーカーの薄さ

「マーカー選択モード」が[選択されていないものを薄く表示]の場合、選択されていないマーカーの色が、ここで指定した量(パーセント)だけ薄く表示されます。デフォルト設定は65%です。

マーカーラベルの色の種類

データテーブルの列にラベルをつけた場合、グラフにここで選択した色のマーカーラベルが表示されます。

マーカーの色

マーカーラベルはマーカーと同じ色で表示されます。このオプションは、デフォルトでオンになっています。

マーカーの色を薄く表示

マーカーラベルは、[非選択マーカーの薄さ]の環境設定に従って薄く表示されます。

指定した色

マーカーラベルは指定の色で表示されます。色の指定は、[マーカーラベルの色]の環境設定で行います。

マーカーラベルの色

[マーカーラベルの色の種類]が[指定した色]の場合、ここで指定した色で表示されます。デフォルトの色はグレーです。

高速描画する点の閾値

JMPがレポートウィンドウを更新するときの、グラフ内のマーカーまたは点の描画速度には、通常と高速の2種類があります。[通常]が選択されていても、グラフ内のマーカー数が指定された閾値より大きい場合は、自動的に[高速]に切り替わります。

このオプションには、[通常]と[高速]の切り替えの閾値とするマーカー数を入力します。グラフのマーカーの数が閾値を超え、高速描画になるときは、「マーカー描画モード」が[高速]に設定され、マーカーサイズは[ドット]になります。デフォルト設定は50,000です。

中抜きマーカーを線の上に
描画

マーカーに不透明な背景色を適用します。このオプションは、デフォルトではオフになっています。

塗りつぶし選択モード

グラフ内のオブジェクトで選択した行に、デフォルトでどの形式の強調表示を適用するかを指定します。

選択されたものにパターンを付ける

ストライプ(デフォルト)

選択されたものを濃く表示する

無地の濃い色

選択されたものに輪郭をつける

輪郭

選択されたものを指定の色で表示

環境設定の「選択された塗りつぶしの色」で指定した色

選択されていないものを薄く表示

選択されていない行は薄く、選択されている行は元の色で表示されます。

選択された塗りつぶしの色

「塗りつぶし選択モード」が[選択されたものを指定の色で表示]の場合、グラフィックオブジェクトで選択した行がここで指定した色で表示されます。デフォルトの色は赤です。

非選択の塗りつぶしフェード

選択されていないマーカーの色が、ここで指定した量(パーセント)だけ薄く表示されます。デフォルト設定は65%です。

部分選択のインジケータ

部分選択のインジケータを選択します。[なし]、[バー]、[円]、[ワッフル]のオプションがあります。デフォルト設定は[なし]です。

連続変数のカラーテーマ

連続データにデフォルトで適用するカラーテーマを選択します。デフォルトのテーマは、「青->グレー->赤」です。グラフのカラーテーマの作成を参照してください。

順次カラーテーマ

意味のある中間点を持たない順次データのデフォルトのカラーテーマを選択します。デフォルトのテーマは白->黒です。

悪->良のカラーテーマ

負から正の範囲にまたがる発散データのデフォルトのカラーテーマを選択します。デフォルトのテーマは信号(赤->緑)です。

カテゴリカル変数のカラーテーマ

カテゴリカルデータにデフォルトで適用するカラーテーマを選択します。デフォルトのテーマは、「JMP標準」です。グラフのカラーテーマの作成を参照してください。

より詳細な情報が必要な場合や、質問があるときは、JMPユーザーコミュニティで答えを見つけましょう (community.jmp.com).