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公開日: 09/19/2023

SASインテグレーションの環境設定

SASインテグレーションに関する環境設定では、SASサーバー関連のデフォルト設定をカスタマイズします。SASインテグレーション機能の使い方の詳細については、SASからのデータの読み込みを参照してください。

メモ: 「SASサーバーバージョン」リストで「9.4」を選んだ場合には、「SAS環境」というオプションが表示されます。

図14.16 [SASインテグレーション]の環境設定 

[SASインテグレーション]の環境設定

表14.15 [SASインテグレーション]の環境設定

環境設定

説明

SASサーバーバージョン

SASサーバーのデフォルトのバーションを選択します。この設定は、「サーバー接続」ウィンドウでも変更できます(JMPからSAS Metadata Serverへの接続を参照)。このオプションは、Windows上のローカルSASに接続する場合は適用されません。デフォルト設定は9.4です。

SAS環境に接続する

SAS環境に常時接続する場合はこのオプションを選択し、[設定]をクリックして、SAS環境の場所を示すURLを設定します。このオプションは、デフォルトではオフになっています。

SAS Metadata Serverに接続する

デフォルトの接続先をSAS Metadata Serverにする場合は、このオプションを選択します。このオプションは、デフォルトでオンになっています。

利用可能なSAS Metadata Serverがなく、SAS Workspace Serverに直接接続する場合は、このオプションの選択を解除します。

SAS Workspace Serverに手動で直接接続する

デフォルトの接続先をSAS Workspace Serverにする場合は、このオプションを選択します。このオプションは、デフォルトではオフになっています。

メタデータで定義されたSASライブラリに自動的に接続する

SAS Workspace Serverに接続したときに、すべてのJMPセッションでメタデータ定義のSASライブラリに自動的に接続する場合は、このオプションをオンにします。このオプションはデフォルトでオンになっています。

Workspace Serverにメタデータ定義のSASライブラリが数多く存在する場合、このオプションをオフにするとサーバーへの接続速度が上がります。

ODS結果を自動的に
生成する

ODS(Output Delivery System)の結果を生成する場合は、このオプションをオンにします。このオプションは、デフォルトではオフになっています。

ODS結果の形式

ODSレポートの形式を選択します。デフォルト設定は[HTML]です。

ODSスタイル

ODSレポートのスタイル名を入力します。デフォルト設定は[Statistical]です。

ODSスタイルシート

ODSレポートのスタイルシート名を入力します。

結果が次より大きいときは確認のメッセージを
表示する: __ MB

MB数を入力します。この数値を超えた場合は、操作を続行するかキャンセルするかを確認するメッセージが表示されます。デフォルト設定は5です。

グラフィック形式

ODSレポートにおけるグラフィックの形式を選択します。デフォルト設定は[ActiveXイメージ]です。

ODS統計グラフを
生成する

ODSレポートに統計グラフを含める場合は、このチェックボックスをオンにします。

生成されたSASデータセットをJMPに読み込む

生成されたデータセットをJMPに自動的に読み込む場合は、このチェックボックスをオンにします。

データセットが次より
大きいときは確認のメッセージを表示する: __ 行

行数を入力します。この数値を超えた場合は、操作を続行するかキャンセルするかを確認するメッセージが表示されます。デフォルト設定は100,000です。

データを読み込む際、SASの変数ラベルを列名に使用する

SASデータセットをJMPデータテーブルに読み込むときに、SASデータセットの列ラベルをJMPデータテーブルの列名として使用する場合は、このチェックボックスをオンにします。このオプションは、デフォルトではオフになっています。

SASのユーザー定義フォーマットをJMPの
値ラベルに変換する

SASデータセットをJMPデータテーブルに読み込むときに、SASのユーザー定義フォーマットの情報を使用してJMPの値ラベルを設定する場合は、このチェックボックスをオンにします。このオプションはデフォルトでオンになっています。

読み込まれたデータが未保存の場合、閉じる前に警告を表示する

JMPに読み込んだSASデータセットを未保存のまま閉じたときに、データセットを保存するかどうかを確認するメッセージを表示する場合は、このチェックボックスをオンにします。このオプションはデフォルトでオンになっています。

書き出す際にテーブルと列のプロパティを拡張属性に保存する

SAS 9.4データセットへの書き出し時に拡張属性を用いる場合は、このチェックボックスをオンにします。このオプションは、デフォルトではオフになっています。

読み込む際にテーブルと列のプロパティを拡張属性から適用する

SAS 9.4データセットの読み込み時に拡張属性を用いる場合は、このチェックボックスをオンにします。このオプションは、デフォルトではオフになっています。

ストアドプロセスの結果: 形式

レポート形式を、[HTML](デフォルト)・[RTF]・[PDF]の中から選択します。

ストアドプロセスの結果: グラフ形式

グラフ形式を、[ActiveXイメージ](デフォルト、Windows上で実行されているSASサーバーのみ)・[Javaイメージ]・[PNG]・[JPEG]・[GIF]の中から選択します。

SASログを表示

SASログの表示設定として、[常に]・[しない]・[エラー発生時](デフォルト)のいずれかを選びます。

場所

SASログを出力するウィンドウとして、JMPのログが出力されるウィンドウ、または、独立したログウィンドウのいずれかを選びます。デフォルト設定は[JMPログ]です。

より詳細な情報が必要な場合や、質問があるときは、JMPユーザーコミュニティで答えを見つけましょう (community.jmp.com).