公開日: 09/19/2023

予測式の表示

「最小2乗法によるあてはめ」レポートの[予測式の表示]オプションを使用すると、推定されたモデル式が表示されます。この予測式は、応答変数の予測値を求めるのに使えます。Figure 3.20は、「Drug.jmp」サンプルデータを用いた例です。表示される予測式は、JMPで使うことができる計算式の形式になっています。この例では、投与前値がx = 10で薬剤aが割り付けられた患者に対し、その応答の予測値は、–2.696 ‐ 1.185 + 0.987(10) = 5.99のように求められます(説明のために、数値は丸めています)。

ヒント: 予測式に表示されている数値の表示桁数を変更するには、[ファイル]>[環境設定]>[テーブル]を選択し、「デフォルトのフィールド幅」の値を変更します。

図3.20 予測式 

予測式

このレポートを作成するには、次の手順に従います。

予測式の例

1. [ヘルプ]>[サンプルデータフォルダ]を選択し、「Drug.jmp」を開きます。

2. [分析]>[モデルのあてはめ]を選択します。

3. 「y」を選択し、[Y]をクリックします。

4. 「薬剤」「x」を選択し、[追加]をクリックします。

5. [実行]をクリックします。

6. 「応答 Y」の赤い三角ボタンをクリックし、[推定値]>[予測式の表示]を選択します。Figure 3.20のようなレポートが表示されます。

より詳細な情報が必要な場合や、質問があるときは、JMPユーザーコミュニティで答えを見つけましょう (community.jmp.com).