Table 14.1に、「曲線のあてはめ」の赤い三角ボタンのメニューで用意されているモデルの計算式を示します。
モデル |
計算式 |
---|---|
多項式 |
kは多項式の次数です。これらのモデルは、「モデルのあてはめ」プラットフォームや「二変量の関係」プラットフォームでもあてはめることができます。 |
べき乗モデル |
a = 切片 b = 傾き c = べき乗 応答変数とxの値が負でない場合にのみ使用可能です。 |
ロジスティック 2P |
a = 増加率 b = 変曲点 応答変数のすべての値が0~1である場合にのみ使用可能です。 |
ロジスティック 3P |
a = 増加率 b = 変曲点 c = 漸近線 |
ロジスティック 4P |
a = 増加率 b = 変曲点 c = 下側漸近線 d = 上側漸近線 |
ロジスティック 4P Rodbard |
a = 増加率 b = 変曲点 c = 下側漸近線 d = 上側漸近線 xの値が正の場合にのみ使用可能です。 |
ロジスティック 4P Hill |
a = 増加率 b = 変曲点 c = 下側漸近線 d = 上側漸近線 |
ロジスティック 5P |
a = 増加率 b = 変曲点 c = 漸近線1 d = 漸近線2 f = べき乗 |
プロビット 2P |
a = 増加率 b = 変曲点 F = 正規分布累積確率 応答変数のすべての値が0~1である場合にのみ使用可能です。 |
プロビット3P |
a = 増加率 b = 変曲点 c = 漸近線 F = 正規分布累積確率 ゼロの位置には漸近線もあります。 |
プロビット 4P |
a = 増加率 b = 変曲点 c = 下側漸近線 d = 上側漸近線 F = 正規分布累積確率 |
Gompertz 3P |
a = 漸近線 b = 増加率 c = 変曲点 |
Gompertz 4P |
a = 下側漸近線 b = 上側漸近線 c = 増加率 d = 変曲点 |
Weibull成長 |
a = 上方漸近線 b = 増加率 c = 変曲点 応答変数とxの値が負でない場合にのみ使用可能です。 |
指数 2P |
a = スケール b = 増加率 |
指数 3P |
a = 漸近線 b = スケール c = 増加率 |
双指数 4P |
a = スケール1 b = 減衰率1 c = スケール2 d = 減衰率2 応答変数の値が正の場合にのみ使用可能です。 |
双指数 5P |
a = 漸近線 b = スケール1 c = 減衰率1 d = スケール2 f = 減衰率2 |
単分子成長 |
a = 漸近線 b = スケール c = 増加率 |
ハイブリッド指数 |
a = 最大値 b = スケール c = 比率 d = べき乗 応答変数とxの値が負でない場合にのみ使用可能です。 |
細胞成長 4P |
a = 死亡率dがゼロの場合のピーク値 b = 時間ゼロにおける応答 c = 細胞分裂率 d = 細胞死亡率 応答変数の値が正で、かつxの値が負でない場合にのみ使用可能です。 |
Gauss型ピーク |
a = ピーク値 b = 臨界点 c = 増加率 |
ExGaussian型ピーク |
a = AUC(曲線の下の面積) b = 位置 c = スケール d = Lambda f = 標準正規分布の確率密度関数 |
Lorentz型ピーク |
a = ピーク値 b = 増加率 c = 臨界点 |
1コンパートメント 経口投与 |
a = AUC(曲線下面積) b = 消失速度 c = 吸収速度 応答変数の値とxの値がすべて正の場合にのみ使用可能です。 |
2コンパートメント 急速静注 |
a = b = a = 初期濃度 b = 移行速度 流入 c = 移行速度 流出 d = 消失速度 応答変数の値とxの値がすべて正の場合にのみ使用可能です。 |
Michaelis-Menten |
a = 最大速度 b = Michaelis定数 応答変数の値とxの値がすべて正の場合にのみ使用可能です。 |
逆Inverse Michaelis-Menten |
a = 最大速度 b = Michaelis定数 応答変数の値とxの値がすべて正の場合にのみ使用可能です。 |
1次速度 |
a = 初期値 b = 速度定数 xの値が負でない場合にのみ使用可能です。 |
可逆1次速度 |
a = 初期値 b = 下限値 c = 速度定数 xの値が負でない場合にのみ使用可能です。 |
可逆1次速度 |
a = 初期値 b = 正反応速度 c = 逆反応速度 xの値が負でない場合にのみ使用可能です。 |
2次反応速度 |
a = 初期値 b = 速度定数 xの値が負でない場合にのみ使用可能です。 |
2コンポーネント2次速度 |
a = 初期値 b = オフセット c = 速度定数 xの値がいずれも負でない場合にのみ使用可能です。 |
Antoine |
a = 成分固有の定数 b = 成分固有の定数 c = 成分固有の定数 応答変数の0より大きい場合にのみ使用可能です。 垂直の漸近線は10aの位置にあります。 水平の漸近線は−cの位置にあります。 |
Higuchi |
a = 放出定数 xとyのすべての値が負でない場合にのみ使用可能です。 |
ラグを含むHiguchi |
a = 放出定数 b = タイムラグ xとyのすべての値が負でない場合にのみ使用可能です。 |
バーストを含むHiguchi |
a = 放出定数 b = バースト xとyのすべての値が負でない場合にのみ使用可能です。 |
Hixson-Crowell |
a = 放出定数 xとyのすべての値が負でない場合にのみ使用可能です。 |
ラグを含むHixson-Crowell |
a = 放出定数 xとyのすべての値が負でない場合にのみ使用可能です。 |
Korsmeyer-Peppas |
a = 放出定数 b = 拡散指数 xとyのすべての値が負でない場合にのみ使用可能です。 |
ラグを含むKorsmeyer-Peppas |
a = 放出定数 b = 拡散指数 c = タイムラグ xとyのすべての値が負でない場合にのみ使用可能です。 |
バーストを含むKorsmeyer-Peppas |
a = 放出定数 b = 拡散指数 c = バースト xとyのすべての値が負でない場合にのみ使用可能です。 |