「サポートベクトルマシン」プラットフォームを使用できるのはJMP Proのみです。
「サポートベクトルマシン」プラットフォームでは、サポートベクトルマシンに基づく分類が行えます。サポートベクトルマシン(SVM; Support Vector Machine)は、非線形回帰や分類のための手法として、機械学習の分野で使われています。サポートベクトルマシンは、教師あり学習です。学習データをもとに、新しい観測(オブザベーション)を予測または分類するためのモデルを作成します。
カテゴリカルな応答変数がある場合は、このモデルによりデータがどのように分類されているかを、「応答プロファイルプロット」で眺めることができます。「サポートベクトルマシン」プラットフォームでは、誤分類率・混同行列・ROC曲線・リフトチャートによって、データにモデルがどれぐらい適合しているかも判断できます。連続尺度の応答変数がある場合は、モデルがデータにどのくらい適合しているかを判断するために、適合度統計量や「予測値と実測値のプロット」が使用されます。
図9.1 応答プロファイルプロット