「サポートベクトルマシン」プラットフォームのオプション
「サポートベクトルマシン」の赤い三角ボタンのメニューには、以下のオプションがあります。
以下のオプションの詳細については、『JMPの使用法』の「JMPレポートのローカルデータフィルタ」、「JMPレポートの［やり直し］メニュー」、および「JMPレポートの［スクリプトの保存］メニュー」を参照してください。
ローカルデータフィルタ
データをフィルタリングするためのローカルデータフィルタの表示／非表示を切り替えます。
やり直し
分析を繰り返したり、やり直したりするオプションを含みます。また、［自動再計算］オプションに対応しているプラットフォームにおいては、［自動再計算］オプションを選択すると、データテーブルに加えた変更が、該当するレポートに即座に反映されるようになります。
プラットフォーム環境設定
現在のプラットフォームの環境設定を表示したり、現在のJMPレポートの設定に合わせて環境設定を変更したりできます。
スクリプトの保存
レポートを再現するためのスクリプトを保存するオプションが、保存先ごとに用意されています。
Byグループのスクリプトを保存
By変数の全水準に対するレポートを再現するスクリプトを保存するオプションが、保存先ごとに用意されています。起動ウィンドウでBy変数を指定した場合のみ使用可能です。
「サポートベクトルマシン モデル」レポートのオプション
各「サポートベクトルマシン モデル」レポートには、それぞれ以下のオプションがあります。
応答プロファイルプロット
（応答変数がカテゴリカルの場合にのみ使用可能。）応答プロファイルプロットの表示／非表示を切り替えます。
サポートベクトルの係数
サポートベクトルの係数に関する表の表示／非表示を切り替えます。この表の行（サポートベクトルとなっているデータ行）を選択すると、元のデータテーブルおよび応答プロファイルプロットで、そのデータ行が強調表示されます。
混同行列
（応答変数がカテゴリカルの場合にのみ使用可能。）混同行列の表示／非表示を切り替えます。混同行列を参照してください。
ROC曲線
（応答変数がカテゴリカルの場合にのみ使用可能。）ROC曲線の表示／非表示を切り替えます。検証セットを使用した場合は、学習セットのROC曲線のほかに、検証セットのROC曲線も表示されます（テストセットも使用した場合はテストセットのROC曲線も表示されます）。詳細については、ROC曲線を参照してください。
リフトチャート
（応答変数がカテゴリカルの場合にのみ使用可能。）リフトチャートの表示／非表示を切り替えます。検証セットを使用した場合は、学習セットのリフトチャートのほかに、検証セットのリフトチャートも表示されます（テストセットも使用した場合はテストセットのROC曲線も表示されます）。詳細については、リフトチャートを参照してください。
予測値と実測値のプロット
（応答変数が連続尺度の場合にのみ使用可能。）「予測値と実測値のプロット」の表示／非表示を切り替えます。
予測値と残差のプロット
（応答変数が連続尺度の場合にのみ使用可能。）「予測値と残差のプロット」の表示／非表示を切り替えます。
プロファイル
予測プロファイルの表示／非表示を切り替えます。予測プロファイルのY軸に表示されている領域が、それぞれ応答の水準を示します。赤い三角ボタンのメニューのオプションについては、『プロファイル機能』の「予測プロファイル」のオプションを参照してください。
等高線プロファイル
（モデルに連続尺度の因子が2つ以上含まれている場合にのみ使用可能。）等高線プロファイルの表示／非表示を切り替えます。赤い三角ボタンのメニューのオプションについては、『プロファイル機能』の「等高線プロファイル」プラットフォームのオプションを参照してください。
曲面プロファイル
（モデルに連続尺度の因子が1つ以上含まれている場合にのみ使用可能。）曲面プロファイルの表示／非表示を切り替えます。赤い三角ボタンのメニューのオプションについては、『プロファイル機能』の「曲面プロット」プラットフォームのオプションを参照してください。
予測値の保存
確率に対する閾値に基づいて分類された予測値を、データテーブルの「予測値 <Y>」列に保存します。
予測式の保存
分類を求める予測式をデータテーブルに保存します。応答が2値の場合は、予測式を含む1つの列がデータテーブルに追加されます。応答に2つ以上の水準がある場合は、最終的な予測値を求める計算式の列に加え、各ペアのモデルに対してそれぞれ1つの列がデータテーブルに追加されます。
予測式を発行
確率の計算式と、確率の閾値に基づいて分類する計算式の列を作成し、それらを「計算式デポ」プラットフォームの計算式列スクリプトとして保存します。「計算式デポ」レポートが開いていない場合は、このオプションによって「計算式デポ」ウィンドウが開きます。計算式デポを参照してください。
確率の保存
各応答水準に対する確率を、それぞれ個別の列としてデータテーブルおよび「最尤 <Y>」列に保存します。
確率の計算式の保存
（応答変数が2値の場合にのみ使用可能。）データテーブルに次の計算式列を保存します。
決定値
決定値の計算式を含む列。非表示になっています。
確率
2つの確率計算式列。2値応答の各水準にそれぞれ1つずつ列が作成されます。
最尤
確率の大きさに基づく分類。
閾値での予測値
「混同行列」で指定されている閾値に基づく分類。この閾値のデフォルト値は、あてはめたサポートベクトルマシンによる分類に基づき計算されます。「混同行列」にて閾値が0.5に指定された場合、「閾値での予測値」列は「最尤」列と同じになるため、この列はデータテーブルには保存されません。
確率の計算式を発行
（応答変数が2値の場合にのみ使用可能。）確率の計算式を作成し、それらを「計算式デポ」プラットフォームの計算式列のスクリプトとして保存します。「計算式デポ」レポートが開いていない場合は、このオプションによって「計算式デポ」ウィンドウが開きます。計算式デポを参照してください。
検証の保存
（［保留］または［K分割］の検証法が使用された場合にのみ使用可能。）学習セットと検証セットのいずれに各データ行が使われたかを示す新しい列を、データテーブルに作成します。
あてはめの削除
該当モデルのレポート全体を削除します。