ブートストラップを行うと、結果が縦に積み重なったデータテーブルが作成されます(ブートストラップ結果テーブル(積み重ね))。ただし、[分割が成功したら積み重ねたテーブルを破棄]オプションを選択した場合、このデータテーブルは多くの場合、破棄されます。ブートストラップ結果テーブル(積み重ね)は、「Car Physical Data.jmp」を「二変量の関係」プラットフォームで分析し、「パラメータ推定値」レポートに対してブートストラップを実行した結果です。第 “ブートストラップの概要”を参照してください。
図11.4 ブートストラップ結果テーブル(積み重ね)
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各ブートストラップ標本に対して、元の表における1列目で示されている統計量ごとに、別々の行が生成されます。表におけるこの1列目の列は、結果のデータテーブルでも保存されます。この例では、各ブートストラップ標本に対し、元の表における「項」列における「切片」と「排気量」の結果が、別々の行に保存されています。
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元の表にあるすべての列が、結果のデータテーブルにも保存されます。この例では、「~バイアス」、「推定値」、「標準誤差」、「t値」、「p値(Prob>|t|)」といった列があります。ここで、「~バイアス」は表にある列なのですが、今回の分析結果にはバイアスが生じているパラメータ推定値はないため、いずれも空白になっている点に注意してください。
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「BootID•」列は、ブートストラップ標本の識別IDです。「BootID•」が0の行には、元の推定値が含まれています。この行には、×印のマーカーと、「除外」の行属性が与えられます。この例では、各ブートストラップ標本につき、結果が2行ずつ(「切片」と「排気量」)生成されています。
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[選択された列の分割]オプションを選択した場合、結果を積み重ねていないデータテーブルも表示されます。第 “結果を積み重ねていないデータテーブル”を参照してください。