ブートストラップを実行するには、レポートウィンドウ内のテーブルで、統計量の数値列を右クリックし、メニューから[ブートストラップ]を選択します。選択した列が強調表示され、「ブートストラップ」ウィンドウが表示されます。このウィンドウでオプションを選択し、[OK]をクリックすると、選択した列のすべての統計値に対してブートストラップが実行され、デフォルトの結果テーブルが表示されます。
ベイズ流のブートストラップ分析を実行します。ブートストラップを実行するたびに、各データ行に対する重みが計算されます(重みの計算方法については、第 “小数の重みの計算”を参照してください)。この重みを使って、目的の統計量が計算されます。デフォルトでは、このオプションは選択されておらず、通常の単純なブートストラップが実行されます。
[小数の重み]オプションを選択すると、 ブートストラップにおける抽出ごとに、各データ行に対して重み (0より大きな、小数点を含む値)が乱数により生成されます。なお、これらの重みの合計は、目的の統計量を計算したデータの標本サイズnになっています。重みの計算方法と使用方法については、第 “小数の重みの計算”を参照してください。
ブートストラップで得られた統計量を、結果のデータテーブルにおいて列ごとに分割します。このデータテーブルでは、各行が、ブートストラップ標本1組に対応しています(ただし、最初の1行目は、観測されたデータに対するものです)。
このオプションをオフにすると、積み重ねた形式のデータテーブルだけが作成されます。この形式では、ブートストラップにおける抽出ごとに、元の表全体が縦に積み重ねられていきます。この形式では、各行が1つの統計量になっています。そして、元の表における各列が、結果のデータテーブルにおける各列と対応しています。例として、第 “結果を積み重ねたデータテーブル”を参照してください。
([選択された列の分割]オプションを選択した場合のみ選択可能)生成されるデータテーブルの数が決まります。
このチェックボックスをオフにした場合は、以下の2つのデータテーブルが作成されます。