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2変数の水準がまったく同じ場合には、[一致性の統計量]オプションが使用できます。このオプションは、カッパ統計量(Agresti 1990)の算出と、Bowkerの対称性検定を行います。カッパ統計量に対しては、標準誤差、信頼区間、仮説検定が計算されます。
分割表の対称性に対するBowker検定の検定統計量。Bowker検定の帰無仮説は、「分割表における割合が対称になっている(すべてのセルにおいてpij=pjiである)」というものです。なお、XとYが2水準の場合、Bowker検定は、McNemar検定と等しくなります。