「因子の制約を定義」によって、計画の領域を制限することができます。制約をロードした場合、またはスクリプトの一部に制約を含めた場合を除き、デフォルトでは、制約を[しない]オプションが選択されています。次のいずれかのオプションによって、何らかの制約を指定することができます。
1つまたは複数の線形不等式の制約を入力するには、[追加]ボタンをクリックします。
すべての連続変数を含んでいる線形不等式が1つ追加されます。不等式の係数を入力し、不等号の向きを選択してください。また、不等式の右側のボックスに右辺値を入力してください。さらに制約を加えるには、[追加]を再びクリックします。
このオプションは、データフィルタを使って許可しない組み合わせを指定します。詳細については、『JMPの使用法』の「JMPのレポート」章を参照してください。
「フィルタ因子の追加」リストで因子を選択し、[追加]をクリックします。次に、スライダを使う(連続変数の場合)か、水準を選択して(カテゴリカルの場合)、許可しない組み合わせを指定します。
1つの因子を削除するには、赤い三角ボタンのメニューにある[削除]を選択します。
カテゴリカルな因子にのみ使用できます。因子名の下にテキストボックスを表示し、そこに入力した文字列を因子水準の中から検索します。Enterキーを押すか、テキストボックスの外をクリックすると、検索が開始されます。[検索]を選択すると、赤い三角ボタンのメニューに[指定の文字列を含まない]、[大文字/小文字を区別]、[指定の文字列で始まる]、[指定の文字列で終る]、[検索をクリア]といった検索オプションが表示されます。
この場合、スクリプトウィンドウに、(Exp(X1) + 2*X2 < 0) & (X3 == 2)という式を入力します。
図4.20 スクリプトエディタに式を入力したところ