このバージョンのヘルプはこれ以降更新されません。最新のヘルプは https://www.jmp.com/support/help/ja/15.2   からご覧いただけます。


2.
「N個の因子を追加」の右側のボックスに「2」と入力します。
4.
[続行]をクリックします。
5.
[RSM]をクリックします。
X1X2の2次までの項がモデルに追加されます。[RSM]ボタンをクリックしたので、推奨される最適化法がD-最適化基準からI-最適化基準に変わります。これは、後で「計画の診断統計量」アウトラインで確認できます。
メモ: 乱数シード値(第 6 步)と開始点の数(第 7 步)を設定すると、以下の数値例と同じ結果が得られます。同じ結果でなくても良い場合は、これらの手順は不要です。
6.
(オプション)「カスタム計画」の赤い三角ボタンのメニューから[乱数シード値の設定]を選択し、「383570403」と入力して[OK]をクリックします。
7.
(オプション)「カスタム計画」の赤い三角ボタンのメニューから[開始点の数]を選択し、「8」と入力して[OK]をクリックします。
8.
[計画の作成]をクリックします。
図5.40 I-最適計画
9.
「計画の評価」>「予測分散プロファイル」アウトラインを開きます。
図5.41 I-最適モデルの予測分散プロファイル
10.
「計画領域率プロット」アウトラインを開きます。
計画領域率プロット(左はI-最適計画、右はD-最適計画)の左側のような「計画領域率プロット」が表示されます。領域率が0.95のとき、青い曲線の縦の座標は約0.5です。これは、予測分散が、計画領域の95%において誤差分散の50%を下回ることを意味します。
2.
この新しいスクリプトウィンドウで、[編集]>[スクリーニングの実行]を選択します。
3.
新しい「カスタム計画」ウィンドウで、[戻る]をクリックします。
4.
「カスタム計画」の横の赤い三角ボタンをクリックし、[最適化基準]>[D-最適計画の作成]を選択します。
5.
(オプション)「カスタム計画」の赤い三角ボタンのメニューから[乱数シード値の設定]を選択し、「383570403」と入力して[OK]をクリックします。
6.
[計画の作成]をクリックします。
図5.42 D-最適計画
7.
「計画の評価」>「予測分散プロファイル」アウトラインを開きます。
図5.43 D-最適モデルの予測分散プロファイル
計画領域の中心における相対的な予測分散は、I-最適計画での0.208333に対し、D-最適計画では0.53562となっています(I-最適モデルの予測分散プロファイル)。つまり、D-最適計画における予測値の相対的な標準誤差は0.732で、I-最適計画のものは0.456です。計画領域の中心において、他がすべて同じでも、D-最適計画に基づく予測応答の信頼区間は、I-最適計画に基づく信頼区間より約60%広くなります。
「計画」アウトラインを見ると、X1=-1, 0, 1とX2=-1, 0, 1との組み合わせとして、全部で9つの計画点があります。D-最適化基準は、これらの9つの各計画点での相対的な予測分散を小さくしようとします。X1X2のスライダーを-1と1まで動かし、計画領域の端での分散を調べてみましょう。計画領域の端での分散は、D-最適計画のほうが、I-最適計画よりも小さくなるのが普通です。
8.
「計画の評価」>「計画領域率プロット」アウトラインを開きます。
計画領域率プロット(左はI-最適計画、右はD-最適計画)の右側のような「計画領域率プロット」が表示されます。
図5.44 計画領域率プロット(左はI-最適計画、右はD-最適計画)
9.
I-最適計画の「計画領域率プロット」内を右クリックします。[編集]>[フレーム内容のコピー]を選択します。
10.
D-最適計画の「計画領域率プロット」内を右クリックします。[編集]>[フレーム内容の貼り付け]を選択します。
図5.45 計画領域率プロット(重ねて表示)