しかし、応答曲面計画では、モデル係数の推定量の分散よりも、因子領域全体における、予測値の分散のほうが、重要な意味を持ちます。この視点で計画の良さを判断しているのがI-最適です。D-最適計画に比べ、I-最適計画では計画空間の端に置かれる実験が少ない傾向があります。D-最適化基準とI-最適化基準の詳細については、「カスタム計画」章の「最適化基準」(117ページ)を参照してください。
「カスタム計画」における[最適化基準]のデフォルトは、[推奨する最適化法]です。このオプションが選択されている場合で、「モデル」アウトラインで[RSM](Response Surface Model)ボタンを使って2次の効果を追加したときには、I-最適化基準が使用されます。それ以外のときには、[推奨する最適化法]が選択されている場合、D最適化基準が使用されます。「カスタム計画」章の「最適化基準」(117ページ)を参照してください。
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