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2次までの項が交絡するのを回避しながら、非線形効果をもつ因子を特定します。そのため、従来のスクリーニング計画に中心点を追加したときのように非線形性が検出できるだけでなく、2乗の効果をもつ因子を特定することができます。
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効果間の相関の絶対値を見るには、「スクリーニング計画」ウィンドウの「計画の評価」アウトラインにある「相関のカラーマップ」を使用します。相関のカラーマップを比較することで、決定的スクリーニング計画の交絡構造と他の計画の交絡構造を比較することができます。「相関のカラーマップ」についての詳細については、「計画の評価」章の「相関のカラーマップ」(442ページ)を参照してください。
決定的スクリーニング計画がもつ構造の詳細については、第 “決定的スクリーニング計画の構造”を参照してください。ブロック因子を含む決定的スクリーニング計画については、第 “決定的スクリーニング計画のブロック”を参照してください。決定的スクリーニング計画を使って取得したデータの分析方法については、第 “実験データの分析”を参照してください。
決定的スクリーニング計画(Definitive Screening Design; DSD)で実験を行った後は、「決定的スクリーニングのあてはめ」プラットフォームで実験結果を分析してください。DSDで得られたデータに標準的なモデル選択法を適用すると、応答に影響している効果を見落とす恐れがあります。「決定的スクリーニングのあてはめ」プラットフォームでは、「決定的スクリーニング計画の効果的モデル選択」(Effective Model Selection for DSDs)によって、有効な主効果と2次効果を特定します。この分析手法は、決定的スクリーニング計画に特有の構造を活かして分析を行います。第8章「「決定的スクリーニングのあてはめ」プラットフォーム」を参照してください。